スパイダーマン2

アメリカ2004年6月30日上映
日本2004年7月10日上映
コロンビア映画製作
監督サム・ライミ
スパイダーマン(ピーター・パーカー)役トビー・マグワイア
MJ(メリー・ジェーン・ワトソン)役キルスティン・ダンスト
ハリー・オズボーン役ジェームズ・フランコ
ドクター・オクトパス(オットー・オクタビアス)役アルフレッド・モリーナ
メイ・パーカー役ローズマリー・ハリス
ロージー・オクタビアス役ドナ・マーフィー
J・ジョナ・ジェイムソン役J・K・シモンズ
ジョン・ジェイムソン役ダニエル・ギリーズ
Dr.カーティス(カート)・コナーズ役ディラン・ベイカー
ジョセフ・ロビー・ロバートソン役ビル・ナン
ベティ・ブラント役エリザベス・バンクス
ホフマン役テッド・ライミ
ベン・パーカー役クリフ・ロバートソン
グリーンゴブリン(ノーマン・オズボーン)役ウィレム・デフォー
スノーティ・アッシャー役ブルース・キャンベル
レイモンド役ダニエル・デイ・キム
Mr.ディコヴィッチ役エリヤ・バスキン
アースラ・ディコヴィッチ役マゲイナ・トーヴァ
アジズ氏役アーシフ・マンドヴィ
路上の男役スタン・リー

スポンサーリンク


強敵グリーン・ゴブリン(ノーマン・オズボーン)との戦いから約2年程経ちスパイダーマン(ピーター・パーカー)は日夜悪党と戦いながら町の平和を守っていた。
スパイダーマンとしての活動と私生活での活動を両立するには厳しく大学にも通っていたが忙しさゆえに徐々に成績が落ちコロンビア大学での物理学専攻は落第寸前にまでなっていた。
ピザ屋でのバイトもクビになってしまい私生活は散々だった。
そんな時ピーターはメイおばさんが開いてくれた誕生パーティーでMJ(メリー・ジェーン・ワトソン)とハリー・オズボーンに2年ぶりに再会する。
再会する3人だったがグリーンゴブリンの騒動以来MJとの距離は広がりハリーともどこかぎこちなくなっていた。
父ノーマンが亡くなりハリーがオズコープ社を指揮し社運の賭けた核融合プロジェクトを立ち上げていた。ある日ピーターはハリーの紹介でプロジェクトの研究員で科学者オットー・オクタビアスと出会う。
オクタビアスとピーターはお互いに科学に対する熱意を言い合いオクタビアスはピーターに好意的にそのプロジェクトへの情熱を力説するのだった。
ピーターも妻ロージーとも仲むつまじい科学者の鏡とも言えるオクタビアスを尊敬し理想の存在になっていた。
その夜MJが出る劇場に招待されていたピーターは夜足を運ぶが途中事件が発生しスパイダーマンとなって駆けつける。
MJは演技しながらピーターの席が空いているのを見て心の中で忘れて新しい恋人と真剣に付き合おうとする。
遅れてピーターが到着するが劇場に入れてもらえず外で待っていたがMJが出てくると新しい恋人のジョンが現れ一緒に帰って行く。
その様子を見ながらピーターは静かに立ち去ろうとするとまた事件がありスパイダーマンとなるがクモの糸が出なくなりビルから落ちてしまう。
次の日オクタビアスが観衆の前で核融合のデモンストレーションを行う日がやってきた。
オクタビアスは脊髄に人工知能を搭載した金属製のアーム4本を直結し操作しアームで人間の入る事の出来ない状況下での実験を披露しようとする。
実験は順調に進んでいったが実験装置に過負荷が掛かり強力な磁場が発生した。
会場の周りは粉々に破壊され観衆はパニックに陥る。その場にいたピーターはすぐにスパイダーマンとなり装置の暴走を止める等の活躍をし最悪の事態は免れるがロージーは命を落としオクタビアスも意識不明となって病院に運ばれハリーは実験の邪魔をされたとスパイダーマンをさらに憎むようになる。
病院に運ばれたオクタビアスの脊髄から金属アームを取り除こうとすると事故で制御チップがなくなった4本の金属アームの人工知能が目覚め暴走し医師達を虐殺して逃亡する。
オクタビアス自身の思考が自分のせいで妻を死なせ装置を水に沈めて終わりにしようとするが反対する4本の金属アームの思考に支配されたオクタビアスは自らをドクター・オクトパス(ドック・オク)と称し核融合の実験装置の再建をもくろみ資金調達の為銀行を襲撃する。
たまたま叔母とピーターも居合わせピーターはすぐにスパイダーマンになり何とかドック・オクを退けるがスパイダーマンとしての力が徐々に失われるのを感じる。
ある日編集長の息子ジョンのパーティーに招待されジョンとMJが結婚する事を知らさる。
ショックを隠しきれないピーターは酔ったハリーに仇であるスパイダーマンや父等の写真をネタに写真を撮っている事を恨まれ殴られる。
次の日新聞にはドック・オクとスパイダーマンが銀行で共犯の見出しが出るなど心身共にボロボロのピーターは事件を追いスパイダーマンになるがまたしてもクモの糸が出なくなりビルから落下する。
医師に相談するが体に異常はなく隠すようにスパイダーマンを夢の話のように話すと医師から無理にスパイダーマンになる必要はないのではと言われる。
ピーターは遂にスパイダーマンを引退することを決意する。
そんな中ドック・オクは装置を再建させており実験に必要なトリチウムを狙ってハリーの元にやってくる。
ハリーはトリチウムをやる変わりにスパイダーマンを連れとこいと取引をしスパイダーマンに詳しいピーターの事告げる。
スパイダーマンがいなくなり増す犯罪に落ち込むピーターに叔母さんが勇気付けるとMJから連絡をもらい会うことになる。
そこにドック・オクが現れMJがさらわれスパイダーマンを連れてこいと言われる。
選択の余地がないピーターはスパイダーマンに戻る事を決意する。
電車の上でドック・オクと戦っていたがドック・オクトは電車のブレーキを壊しスパイダーマンに止めて見ろと言い渡す。
必死にクモの糸を張り止める事に成功するが力果ててしまい弱った所をドック・オクに生け捕りにされる。
生け捕りにされたスパイダーマンをハリーの家に置いてトリチウムを手に入れるとドック・オクは装置に向かう。
置き去りにされたスパイダーマンの元にナイフを手に取り近付くハリーはマスクを外すとピーターがスパイダーマンだと知り驚き唖然とする。
気が付いたピーターがハリーにMJが拐われた事を話しドック・オクがどこに行ったか聞くとハリーはトリチウムをくれとだけと話す。
状況を理解したピーターは核融合装置があった場所へ向かう。
ピーターが去った後葛藤するハリーに家の鏡からノーマンの幻聴が聞こえてくる。
鏡の前に立つとノーマンの幻影が現れ復讐しろとハリーに呼び掛けるがハリーは嫌だと鏡を割ると中にグリーンゴブリンのコスチューム、グライダー、兵器、血清が隠されていた。
核融合装置と共に捕らえられていたMJを見つけたスパイダーマンは最後の対決をするが装置の力どんどん増大し時間がないと悟ったピーターはマスクを脱ぎオクタビアスの思考に知性とは人類に使う授かり物だ!他人の事を考える時は自分の夢さえも諦めなくてはならないと叔母さんに言われた言葉をオクタビアスに問い掛ける。
その言葉を受けオクタビアスの思考が戻り金属アームを手懐けると核融合装置を自身もろとも川に沈め自分との決着を着けます。
MJにスパイダーマンなのがばれてしまいMJが思いを伝えますがピーターは一緒にいると危険に巻き込むと遠ざけてしまいます。
MJはジョンと結婚式を挙げるがMJはドレス姿のまま教会を抜け出しピーターのマンションを訪れ危険でも構わないから共にいたいと告げるとピーターも応じるようにありがとうと言います。
サイレンが鳴りMJがやっつけてきてと言うと迷いがなくなったピーターは窓から飛び出し救いにいくのだった。

スポンサーリンク


感想
お馴染みのスタン・リーが路上の男役で出ています。
今作の見所はスパイダーマン自身の葛藤や人間関係などですかね。
MJとハリーとの関係の進行が見ていていいと思いました。
もちろんスパイダーマンと敵のドック・オクとの戦いも迫力があっておもしろいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください