アメイジング・スパイダーマン

アメリカ2012年6月30日上映
日本2012年7月3日上映
コロンビア映画製作
監督マーク・ウェブ
スパイダーマン(ピーター・パーカー)役アンドリュー・ガーフィールド
グウェン・ステイシー役エマ・ストーン
リザード(カート・コナーズ博士)役リス・エヴァンス
ジョージ・ステイシー役デニス・リアリー
ベン・パーカー役マーティン・シーン
メイ・パーカー役サリー・フィールド
ラジット・ラーサ役イルファーン・カーン
リチャード・パーカー役キャンベル・スコット
メアリー・パーカー役エンベス・デイヴィッツ
フラッシュ・トンプソン役クリス・ジルカ
4歳のピーター役マックス・チャールズ
ジャックの父(トロイ)役C・トーマス・ハウエル
ジャック役ジェイク・キーファ
ミッシー・カレンバック役ハンナ・マークス
受付嬢役ジル・フリント
謎の男役マイケル・マッシー
図書館の老人役スタン・リー

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この作品は前作のスパイダーマンのリブートとしてニューヨークを舞台に新たな物語として始まります。
幼いピーター・パーカーは父リチャードと母メアリーと暮らしていたが父の部屋が何者かによって荒らされた事をきっかけに叔父と叔母のベンとメイの家に引き取られ父と母は去って行き戻る事はなかった。
それから何年も経ち学生になったピーターは学生のフラッシュ・トンプソンにからかわれ冴えない日々を送っていた。
学生に生活を送る中1人の女子生徒グウェン・ステイシーと出会う。
ある日家の地下で父のリチャードが残したバッグに隠された研究資料を見つける。
ベン叔父さんからリチャードの同僚カート・コナーズ博士の事を聞くとパソコンで検索しオズコープ社で公開実習が行われるのを知るが研修生応募が終了していた。
父について知りたいピーターはコナーズ博士に近付く為別の研修生になり済ましてオズコープに侵入し公開実習に参加する。
コナーズ博士の下で実習しているグウェンに案内されながら集団に紛れて行動していたがグウェンにバレてしまう。
一緒に行動するようグウェンに注意されるが1人のスーツの男にぶつかると父リチャードと同じような資料を持っており連いて行くとバイオケーブルの開発室にたどり着く。
遺伝子組み換えされたクモがいる所に入ると一匹のクモが服に付いており首の後ろを噛まれてしまいグウェンには追い出されてしまう。
その帰りの電車の中寝ているとピーターの体に変化が生じ驚異的な身体能力に目覚める。
感覚が研ぎ澄まされ手と足は何でも吸着し生活に支障が出始める。
後日ピーターはコナーズ博士の自宅を訪ねリチャードの息子である事を明かし父の資料にあった式を教えた。
学校の体育館ではバスケをしていたフラッシュを能力を使って逆にからかいさらにダンクシュートを決めるとリングを破壊してしまいベン叔父とピーターは校長に呼び出しをくらう。
ベンはピーターに注意し仕事を夜勤に変えてメイ叔母さんを迎えに行くよう言うと帰って行くと後ろにグウェンがいてお互いに気になりデートの約束をする。
その後ピーターはオズコープ社でコナーズ博士と共に爬虫類の再生能力を転用した薬品の開発を数式を使って行っている途中ベン叔父さんから電話が入るが出ずに研究を続け成功させる。
帰宅したピーターに迎えに行くよう言ったのに行かなかったせいで真夜中メイ叔母さんは1人遠い道を歩いて帰って来た事をベンは怒り口論となりピーターは 家を飛び出す。
ピーターはコンビニで物を買おうとするがお金が足りず追い払われると後ろにいた強盗にコンビニの金が取られるのを目撃するが見逃してしまう。
心配になりピーターを追いかけたベンはたまたまそこを歩いており逃走する強盗を止めようとするがに銃で撃たれ殺されてしまう。
メイ叔母さんは悲しみに暮れピーターは怒りと悲しみに駆られ犯人を捜し出す。
ピーターはたまたま見たレスラーマスクにヒントを得てマスクを作りオズコープのバイオケーブルを用いてウェブ・シューターを開発しクモをモチーフとしたスパンデックス素材のスーツを着てスパイダーマンとなる。
一方上司であるラーサ博士から開発した薬の結果報告を急かされ人体実験に移れと言われるコナーズ博士は1度断るも自らの体で実験を開始してしまう。
しかし、完成したと思われていた薬は不完全なものでコナーズ博士をリザードに変身してしまう。
グウェンに食事に誘われ行ったピーターはそこでグウェンにスパイダーマンだと見せつける。
するとそこで事件が発生し駆けつけるとリザードとなったコナーズがサージ博士を狙っていた。
何とかリザードを退け人々を救助する事に成功する。
翌日コナーズ博士の研究所に訪れたピーターは様子のおかしいコナーズと実験に使ったマウスが爬虫類化し凶暴化しているのを発見しコナーズがリザードだと確信する。
グウェンの父で警部のジョージ・ステイシーに話すが信用してもらえなかったがコナーズの情報だけ集めさせるよう指示をする。
帰り道トカゲが下水道に入っていくのを見つけたピーターは下水道に行く。
コナーズは下水道に研究資材を設置し研究を行っていた。
ウェブ・シューターで周囲にクモの巣を張り巡らせ証拠を見せようとカメラを設置しリザードが現れるのを待つ。
しばらくして糸が反応し警戒すると頭上からリザードが強襲し爪で胸を引き裂かれながら何とか逃げ出す。
しかしカメラを見つけられ裏に書いてあった名前を見られピーターだとバレてしまう。
グウェンの部屋に逃げ込むピーターは自分が数式を教えたせいでこうなってしまったと自分に責任があるとしてコナーズを止める事を決意する。
その頃ピーターだとわかったコナーズはリザードとなって学校に現れると対決するが途中でリザードが下水道に戻って行った。
ピーターはグウェンにオズコープ社に行き解毒剤を取ってきて欲しいと頼み下水道に戻ったコナーズを追った。
下水道でコナーズの研究場を見つけ研究動画を再生するとオズコープ社にある薬品を拡散させるガナーリ装置によって街の人々をリザード化させようとするコナーズの目的を突き止める。
リザードは生物剤を撒き散らしながらオズコープ社に向かう。
グウェンに逃げろと連絡するが避難警報を鳴らして残ろうとする。
オズコープ社に急いで向かおうとするが警察達に追い回され阻まれてしまう。
ジョージにピーターだとバレてしまうが事情を説明するとジョージは向かわせたが1人の警察が発砲してしまい足を撃たれてしまう。
グウェンは何とか身を隠すがリザードに発見されるも前に置いてあった資材だけ取って見逃される。
足の負傷で思うようにたどり着けないでいるスパイダーマンを見ていたクレーン操縦士の1人がはじめにリザードが現れた時助けた子供の親で恩人だとしオズコープ社までの道をクレーンで作ってあげようとクレーン操縦士達に連絡する。
解毒剤を手にオズコープ社から出たグウェンはスパイダーマンに渡して欲しいとジョージに渡しジョージもリザードの元に向かう。
クレーン操縦士達のおかげでオズコープ社に到着したスパイダーマンを横にリザードは装置に生物剤をセット起動させる。
装置を止めようするもリザードに阻まれ捕まってしまいウェブ・シューターも握り潰され絶体絶命のピンチにジョージがショットガンを持って現れ液体窒素のホースを撃つとホースを持ってピーターがリザードに吹き掛ける。
リザードの体が凍りジョージがショットガンで食い止めている間にピーターは手渡された解毒剤を装置にセットし直す。
液体窒素が尽きるとリザードは再生しジョージを爪で刺すと装置に向かうが間に合わず解毒剤が散布される。
解毒剤を浴びたリザードはコナーズに戻りながら落下する。
それと同時に柱が崩れピーターも落下してしまう。
落ちそうになるピーターの腕を正気に戻ったコナーズが掴み助ける。
ジョージの元に駆け寄ると私が間違っていた街には君が必要だと言うがグウェンには近付くなと約束させ息絶えてしまう。
ジョージの葬儀にピーターは行かずグウェンにどこにいたのと問いただしみんな来たのにあなたはいなかったと泣くグウェンに言葉を詰まらせるピーターはもう会えないと言うとグウェンは立ち去ろうとする中パパが約束させたのねと言い残し立ち去る。
メイ叔母さんが励ましピーターはベン叔父さんが死ぬ直前の留守電を再生する。
どんな困難が人の運命を決める。
偉大な人間になるとしたらそれはお前だ。
お前は才能を授かった。
それをどう使うかは考えろ。
その結果何が起きようと私達はお前の味方だ。
だから家にもどれヒーロー愛してる。
と留守電の言葉を聞きピーターの気持ちに変化が起こる。
学生生活に戻りフラッシュはピーターを慕うようになりグウェンはピーターを避けるようになる。
授業が始まり遅れて入ってきたピーターにまた遅刻ね。と言う先生にもう遅れません約束します。と言うと守れない約束はしないでと言われる。
ピーターは前に座るグウェンに守れない時もあると話し掛けるとグウェンは笑みを浮かべる。

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感想
お馴染みスタン・リーは図書館の老人役で出ています。
今作の見所は新しく生まれ変わったスパイダーマンとヒロインのやりとりですかね。
前作のスパイダーマンのように手から糸が出せないので自分の手で研究し作り出す所やヒロインもメリー・ジェーンではなくグウェン・ステイシーになっている所なんかも変わっていて楽しいと思います。
個人的にスパイダーマンは前作の方が合ってるかなと思いましたが別の作品と見ればこれはこれでいいなと思いました。
ヒロインのグウェンも可愛いのでいいじゃないでしょうか。
敵のリザードも巨大で圧倒的に強そうなのも見ていてハラハラしますし全体的にまとまった作品となっていておもしろいです。