3話「グラヴィトニウム」

トラックで積載物を運ぶシールドエージェントのマックは突如何者かの襲撃を受けた。
護衛車両が突如吹き飛ばされマックの運転するトラックも宙に浮き落下する。
ショベルカーと謎の組織が積み荷をどかすとシールドによって秘密に搬送されていた人物を連れ去る。
その頃シールドの大型飛行機(バス)ではスカイはグラント・ウォードに指導を受けながら訓練していた。
メリンダ・メイからコロラド飛行場に向かうと通信が入りフィル・コールソンから最高優先度の積み荷が奪われた事を知らされる。
積み荷の人物はカナダ人物理学者で反応速度論の教官ホール博士であった。
敵に狙われるのを防ぐ為定期的に場所を移していた所を襲われた。
襲撃のあったコロラド州スターリングに着いた一同は生きていたマックに話しを聞きルートがバレていた事から内部にスパイがいるとしか考えられないと聞く。
現場を調査していたレオ・フィッツとジェマ・シモンズがおかしな現象を発見しフィッツが何とか停止させると何かの装置の様な物を発見する。
一同はバスに戻り装置の分析とショベルカーの買い手や通信記録などを調べる。
コロラド州バーンルーフポイントでショベルカーを売った人物にコールソンとウォードが聞きに行くと金と交換したとわかる。
金をバスで分析すると青金で純度は92%で不純物から推測するとタンザニアのデイジー鉱山の物で所有者はクイン・ワールドワイドである事がわかる。
化学工業の講義やフォーブス誌に出ているイアン・クインと特定する。
マルタ共和国でクインと拐われたホール博士は顔見知りでクインがホール博士とグラヴィトニウムについて話す。
その頃バスではフィッツが分析によってグラヴィトニウムだと知り希少な高原子番号の元素である事を話す。
グラヴィトニウムは空間を歪ませ不定形の波を作り出す。
動力原の重力場に電気を流すと周囲の重力がおかしくなる事も発見しグラヴィトニウムを研究していた人物こそがホール博士だった。
クインとホール博士はケンブリッジ大学で同窓生である事もわかる。
クインは20年かけて6大陸の12ヵ所の鉱山を掘りグラヴィトニウムを見つけたとホール博士に言うと巨大な重力発生装置を見せホール博士を研究に誘う。
共和国内であり株主総会も行われるとしてうかつに手を出せないと口論する中スカイが潜入すると言い出し スマホで電子招待状を獲得し皆に見せる。
スカイが潜入しコンパクト型の無線中継機を内部に置き周囲に張り巡らされたレーザーフェンスを再起動させ3秒だけ停止させる間に救出班が潜入する作戦を立てる。
潜入したスカイはクインと接触するとクインがそのハッカーとして雇いたいと言い出す。
クインが演説する中スカイはオフィスに忍び込もうとするがクインに発見され仕方なくシールドに聞かれているとペンで紙に書き警告する。
救出班のコールソンとウォードは巡回警備を倒しレーザーフェンスが停止するのを待つ。
クインとオフィスに入ると通信機器を外しシールドに勧誘されたと話し時間を稼ぐとコンパクト型無線中継機が繋がりフィッツがレーザーフェンスを再起動させるとコールソンとウォードが入り潜入に成功する。
ホール博士の元にコールソンが向かいウォードはスカイを救いに向かう。
クインがスカイの役割がわかると銃をスカイに突きつける。
コールソンがホール博士の元に着き脱出するよう言うがホール博士にここにいるのは私の意志だと言われ困惑する。
その頃通信記録を見ていたメイが発信元がホール博士自身だった事を知る。
ホール博士はクインにグラヴィトニウムを見つけられ制御するよりクインもろとも海に沈め廃棄しようと装置を起動させる。
装置によって重力がおかしくなる中装置を止めようとするコールソンをホール博士が銃を突き付けもう無理だと言う。
スカイはウォードと訓練した通りクインから銃を奪うが撃てずに逃走する。
スカイは敵に囲まれ捕まりそうになるがウォードが駆け付け倒しコールソンの元に向かう。
コールソンはホール博士と口論する中銃を奪いとりケーブルを引き抜くが装置は止まらずフィッツ達に聞くと触媒がいると言われる。
ホール博士の自分の命に変えても人類を守るという発言に仕方なく下のガラスを銃で撃ち割りホール博士を重力装置に落としグラヴィトニウムの暴走を止めた。
グラヴィトニウムを極秘に搬送するとメイが現れコールソンの任務が危なっかしいと言い次回から戦闘任務に加わると言うと立ち去る。
スカイがサンドバッグを殴る中ウォードが訓練に付き合う。
グラヴィトニウムが厳重な保管庫に入れられるとグラヴィトニウムからホール博士の手が伸びる。

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感想
まず始めに車が吹き飛んだり浮き上がったり何が起きたんだと驚いたけどそれが装置によって起こった事だと解明されていく所が楽しかった。
あとはスカイの潜入任務やコールソンとウォードが救出に向かう所も良かったのです。
グラヴィトニウムによって重力がおかしくなっているのもおもしろいです。

ゴーストライダー

アメリカ2007年2月16日上映
日本2007年3月3日上映
コロンビア映画製作
監督マーク・スティーヴン・ジョンソン
ゴーストライダー(ジョニー・ブレイズ)役ニコラス・ケイジ
ロクサーヌ・シンプソン役エヴァ・メンデス
メフィスト役ピーター・フォンダ
ブラックハート役ウェス・ベントリー
ケアテイカー(カーター・スレイド)役サム・エリオット
若き日のジョニー・ブレイズ役マット・ロング
若き日のロクサーヌ役ラクウェル・アレッシ
バートン・ブレイズ役ブレット・カレン
マック役ドナル・ローグ
土のヒドゥン(グレジル)役ローレンス・ブレラス
水のヒドゥン(ワロウ)役ダニエル・フレデリクソン
風のヒドゥン(アビゴール)役マシュー・ウィルキンソン

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この作品は悪魔達が存在する世界が舞台となっています。
150年前悪魔メフィストと契約を交わしたカーター・スレイドはゴーストライダーとなり取引の見返りにサン・ヴェンガンザの村で魂1000人分を集めてくるよう命令されるが魂があまりにも邪悪で強力だった為恐れたカーターはメフィストに渡さずに1000の魂を呼び起こす契約書と共に行方を眩ましました。
それ以来契約書は行方不明になり現在に至ります。
とある1人の青年ジョニー・ブレイズは父のバートン・ブレイズと共に移動サーカスのバイクスタントをしていた。
ジョニーにはロクサーヌ・シンプソンという恋人がいて2人で駆け落ちしようとしていました。
しかしジョニーはバートンが肺癌に犯されていて全身に癌が転移してどうする事もできない状態になっているのを知ります。
そこに悪魔のメフィストが現れてジョニーに取引をしようと声を掛けてきます。
魂と引き換えにバートンの癌を治してやると言い出しジョニーは半信半疑で契約を交わします。
その後契約通りバートンは癌は治り元気になりましたが直後サーカスでのスタントの事故により結局バートンは亡くなってしまいます。
バートンの事故はメフィストの仕業でした。
せっかく助けたのに死んでしまうとはとジョニーは悲しみに暮れていると時が来たらまた会いにくると言い残してメフィストは去って行きました。
ジョニーはショックのあまり恋人のロクサーヌを置いて1人で旅立ってしまいました。
それから13年の時が経ってジョニーは何度事故をしても死なない不死身のバイクスタントの名声で一躍有名になっていました。
恋人だったロクサーヌはケーブルテレビのレポーターとなっており再会します。
その頃メフィストの息子のブラックハートは仲間の3体の悪魔である土のヒドゥンのグレジルと水のヒドゥンのワロウと風のヒドゥンのアビゴールと共に父メフィストを倒す為サン・ヴェンガンザの魂を呼び起こす契約書を探し出します。
ロクサーヌと再会したジョニーは運命を感じバイクで彼女を追い食事に誘い夜の8時に会うことにしました。
ジョニーが行こうとしておるとメフィストが現れ時が来たと知らせを受けます。
メフィストは息子ブラックハートを倒すようジョニーに命令しジョニーは灼熱の炎を纏うガイコツ顔のゴーストライダーへと変身できるようになります。
変身したと同時に乗っていたバイクのハーレーも変化し車輪に炎が纏い形も変わり至る所から炎が吹き出るヘルバイクとなります。
猛スピードで駆け抜けブラックハートの元に着きヒドゥン達に戦いを挑みます。
ヒドゥンからの攻撃を受けるがものともしないゴーストライダーは土のヒドゥンのグレジルを倒します。
ブラックハート達はすぐさま逃げてしまいます。
ブラックハートを追いかけるゴーストライダーは途中で犯罪者を見つけ贖罪の目(ペナンス・ステア)を使い犯罪者は倒れこみます。
贖罪の目は魂のある者に自分が犯した全ての罪と他人に与えた苦痛を目を見た者に与え過去の罪を悔い改めさせるゴーストライダーの最大の武器です。
しかし魂が無い者には効かない。
そうこうしていると朝日が昇りバートンの墓の前でゴーストライダーとなったジョニーは元に戻ります。
墓にいた墓守のケアテイカーに出会います。
何故かゴーストライダーについて詳しく知っておりジョニーはいろんな情報を聞きます。
デートをすっぽかされたロクサーヌは怒っていてジョニーは謝りに行きますが怒りを静めてもらえそうにありませんでした。
ロクサーヌと再度会いますが様子のおかしいジョニーにロクサーヌは何かあったのか話してほしいと言われます。
正直にゴーストライダーの事と悪魔の事を話すジョニーでしたが信じてもらえるはずもなくロクサーヌは怒って帰ってしまいました。
ブラックハートが昨夜殺戮を行ったバーでジョニーのバイクのナンバープレートが現場に落ちていた事が決め手となって逮捕されてしまいます。
牢屋に入れられたジョニーは他の牢屋に悪人に反応してしまいゴーストライダーに変身して脱出し口笛でヘルバイクを呼び警察に追われながらブラックハートの元に着くと風のヒドゥンのアビゴールと対決しヘルファイアをチェーンに纏わせ攻撃し倒します。
ゴーストライダーの存在をおおやけにさらす事となりロクサーヌもジョニーの言ったことが事実だったと気付きます。
しかしブラックハートにジョニー(ゴーストライダー)の弱点はロクサーヌだと悟られる。
その後ジョニーはケアテイカーにサン・ヴェンガンザの事を聞きカーター・スレイドが契約書と共に行方を眩ましました事を知ります。
そしてロクサーヌが危ない事に気付くジョニーはすぐさまロクサーヌの自宅に行くが既にブラックハートに人質として捕らわれていました。
贖罪の目で倒そうとするが魂の無いブラックハートには効かずロクサーヌを助けたければサン・ヴェンガンザに契約書を持ってくるように言われます。
ジョニーはケアテイカーに事情を話すとケアテイカーはスコップの中から契約書を出します。
ケアテイカーは150年前のゴーストライダーこと騎馬民族のカーター・スレイドだったのです。
カーターは馬を呼ぶとゴーストライダーに変身しそれと同時に炎を纏う馬でサン・ヴェンガンザに向けて駆け出します。
それを追うようにジョニーもゴーストライダーとなり2人のゴーストライダーがサン・ヴェンガンザに向かいます。
到着すると案内として最後の力を使ったカーターは来た道を戻りながら消えてしまいました。
水のヒドゥンのワロウが襲ってきたが水の中でヘルファイアによって熱し倒します。
最後のブラックハートを見つけロクサーヌを先に離すように指示します。
契約書を渡す瞬間戦闘が開始されジョニーは契約書を奪われてしまいます。
邪悪な魂を呼び起こしブラックハートは1000の魂を吸収し自身をレギオン名乗りパワーアップを果たします。
朝日が昇ってジョニーの変身が解けてしまい窮地に立ちますが何とか影に入って腕だけゴーストライダー化させます。
カーターに渡されたショットガンにヘルファイアを付与させ弾を発射しレギオンを木端微塵にします。
しかしレギオンはすぐ元通りに戻ってしまいます。
考えるジョニーはレギオンに魂が入った事に気が付き最大の武器である贖罪の目を使いレギオンはすべての罪と苦痛を受け滅びました。
契約が終わりメフィストが現れ魂を返す代わりにゴーストライダーの力を返すよう言いますがジョニーはメフィストに復讐して滅ぼすまで力を返さないと宣戦布告しました。
メフィストは消えジョニーはロクサーヌと思い出の木でキスをしたのちヘルバイクで駆け出すのだった。

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感想
今作の見所はゴーストライダーに変身した後のアクションがおもしろいですね。
ゴーストライダーのお馴染みの鎖による攻撃やヘルバイクに乗って走る姿などかっこいいです。
カーター・スレイドの馬版ゴーストライダーもそれはそれでかっこよくてどっちもいいと思いました。
カーター・スレイド時代のゴーストライダーも映画化されたらいいですね。
とにかくゴーストライダーの迫力ある炎による戦いはおもしろいです。