アイアンマン3

アメリカ2013年5月3日上映
日本2013年4月26日上映
マーベル・スタジオズ製作
監督シェーン・ブラック
アイアンマン(トニー・スターク)役ロバート・ダウニー・Jr
ペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロー
アイアン・パトリオット(ジェームズ・ローディ・ローズ)役ドン・チードル
アルドリッチ・キリアン役ガイ・ピアース
マヤ・ハンセン役レベッカ・ホール
エレン・ブラント役ステファニー・ショスタク
エリック・サヴィン役ジェームズ・バッジ・デール
ハロルド・ハッピー・ホーガン役ジョン・ファヴロー
マンダリン(トレヴァー・スラッテリー)役ベン・キングズレー
ハーレー役タイ・シンプキンス
エリス大統領役ウィリアム・サドラー
ロドリゲス副大統領役ミゲル・フェラー
J.A.R.V.I.S.の声役ポール・ベタニー
ホー・インセン役ショーン・トーブ
ブルース・バナー役マーク・ラファロ
美女コンテスト審査員役スタン・リー

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この作品はマーベルスタジオがマーベル・シネマティック・ユニバース第7作品目として製作した映画です。
トニー・スタークは1999年の大晦日にスイスのベルンへ秘書件用心棒のハロルド・ハッピーホーガンと共にパーティーに訪れていた。
パーティーで知り合った植物学者のマヤ・ハンセンに興味を持ち彼女の部屋に向かう途中後にスタークの命を救うホー・インセンが握手を求めてくる。
エレベーターに乗ろうとするとアドバンスド・アイデア・メカニックス(A.I.M.)の創設者である若き科学者アルドリッチ・キリアンの熱烈な交渉を受け名刺をトニーとマヤに渡す。
トニーは行きもしないのにキリアンに5分後屋上で商談する約束をして軽くあしらうとマヤの部屋で生物の遺伝子の未使用領域を活用して能力を向上させるという研究エクストリミスについて話し合いながら新年を迎えマヤと一夜を過ごした。
キリアンは約束通り屋上で来もしないトニーを待ち続けながら1人新年を迎え耐え難い屈辱を受けるのだった。
2013年の現在ニューヨークにおけるアベンジャーズでの戦いから1年後トニーは体に遠隔操作可能なチップを埋め込み遠隔操作と自動装着を可能にする新型パワードスーツ・マーク42のテストを行っていた。
その頃アメリカ国内では爆破テロを行っては電波ジャックによる犯行声明を出すマンダリン率いるテロリスト組織テン・リングスの活動が頻繁行われていた。
大統領は対抗策としてトニーの親友であるジェームズ・ローズ大佐のウォーマシンを改良した新型スーツアイアン・パトリオットを発表する。
トニーとローディはマンダリンについて話し公表は3件とされたが実際は9件の爆破テロがあった事を聞きさらに周囲に全く爆弾の痕跡を残っておらず実行犯を特定できずにいた。
アベンジャーズの時の話になり思い出すとトニーはパニックを起こし慌ててスーツに着替えるのだった。
トニーはアベンジャーズで死にかけた事や新たな驚異からパニック障害を伴いパワードスーツを持ち歩いてないと安心出来ない依存症の様な状態になっていた。
そんなある日ペッパーの元に別人のように変わったキリアンが現れる。
警備主任となったハッピーはトニーに報告しつつキリアンと同行者を監視する。
かつては小さな研究所だったA.I.Mは今や政府に認可されるほどの大きな研究所となっていた。
キリアンは自分の脳を映像化しペッパーに見せると人間の脳の未使用領域を利用して人の能力を向上させるエクストリミスの研究を行っている事を打ち明ける。
その研究開発を共同で行おうと提案するが研究結果が兵器化と軍事利用されるかもしれないと考えたペッパーは危険を感じ断る。
家に戻るペッパーは家の前にメリー・クリスマスと書かれた巨大なぬいぐるみを発見する。
家に入るとマーク42を身に纏ったトニーがソファに座り出迎えるがペッパーが地下に行くと遠隔操作でマーク42を操っていた事がバレると呆れ果てられる。
去ろうとするペッパーにトニーがアベンジャーズ以降宇宙人や異次元等の驚異に自分が無力だった事やそれが原因で不安になり眠れなくなりペッパーが寝た後はパワードスーツを作っていた事を打ち明けた。
その後トニーはペッパーと一緒に寝るがアベンジャーズでの悪夢でうなされ無意識にマーク42を遠隔操作してしまいペッパーに危害を加えそうになる。
ペッパーは怒り好きなだけ機械いじりしてと立ち去る。
ハッピーはキリアンと同行者のエリック・サヴィンを不審に思い彼らを尾行して同行者が謎のスーツケースを浮浪者に渡す現場を押さえる。
ハッピーは浮浪者にわざとぶつかるとスーツケースに入っていた薬品を1つ手に入れ立ち去ろうとするとさっきの同行者がハッピーに立ちはだかりハッピーが殴るがすぐに傷が治りハッピーは投げ飛ばされる。
同行者のサヴィンに薬品を摂取した浮浪者は助けを求めるが直後高熱を発しながら爆発を起こす。
周囲の民間人数名が爆発によって壁に人の跡が残るほどの爆発で吹き飛ぶとハッピーも重傷を負いながらも一部始終を目に焼け付けるのだった。
キリアンの同行者のサヴィンは爆発に巻き込まれるもすぐに再生しその場を立ち去った。
ハッピーは病院に運ばれ昏睡状態となってしまった。
ハッピーのいた所の爆発のあとすぐにまたマンダリンの電波ジャック放送された。
事件を知ったトニーはハッピーのお見舞いに行き病院を出た後マスコミを通じていつでも受けて立つと自宅の住所を公表してマンダリンに宣戦布告した。
自宅でマンダリンの情報収集を行い爆発の温度は摂氏3000度でテネシー州のある町同じく摂氏3000度の酷似した爆発事件が起きていた事を知る。
その直後マヤが住所を公表したトニーの元にエクストリミスの件で相談があると言って訪れる。
しかし、マスコミのヘリから撮影されたトニーの家にミサイルが撃ち込まれるのをマヤが気付き指摘すると同時に着弾しトニーとペッパーは吹き飛ぶが遠隔操作でペッパーにスーツを着させ身を守る。
その後も3機のテロリストのヘリからミサイルを撃ち襲撃されてしまう。
飛行不可能状態のマーク42の最新機能を何とか使いこなし自宅を破壊されながらもポッツとマヤの2人を避難させ武装も不完全ながらも2機ヘリを落とすが海に沈んでしまう。
飛行可能状態になり自身も空を飛んで危機を脱するが途中気絶してしまったトニーはジャーヴァスのオート飛行で数千キロ離れたテネシー州まで来てしまい意識を取り戻したと同時に墜落してしまう。
スーツは故障し自ら引きながら歩いていると公衆電話を発見しペッパーに連絡を入れ無事を伝える。
しばらく歩くと小屋を発見し無断で家に入っていると1人の少年と出会う。
トニーは新聞で死んだ事にされるのを知る。
その頃ペッパーはトニーの公衆電話からの連絡をアイアンマンのヘルメットから聞き無事を知る。
マヤは自分のボスがマンダリンの手下だとペッパーに打ち明けキリアンがボスだと聞かされる。
トニーは現地で出会った少年ハーレーの協力を得ながら爆発事件の現場や関係者を調べているとあるファイルを見せられるがエクストリミスの女兵士のエレン・ブラントに襲われる。
サヴィンも現れ逃げながらもブラントを電子レンジとガスの爆発に巻き込み倒す事に成功する。
サヴィンにも狙われたが手に仕込んだリパルサー・レイ発射装置で顔を吹っ飛ばしハーレーにスーツを任せ1人車で調べに向かう。
ファイルの資料とアイアン・パトリオットを手掛けたのがA.I.Mだとわかるとマスコミのバンを使いパソコンで調べると爆発を起こした人間がキリアンのエクストリミスの研究の不適合者だという事を知る。
大統領はローディに現場に向かわせマンダリンを捕まえるよう指示する中1人のエクストリミスの女に倒されてしまう。
マンダリンの居場所がわかったがスーツがまだ起動出来ないと知るとまた発作が起こり倒れ込むがハーレーが整備士なんだから何か作ればと言う一言で立ち直った。
自作の武器を携えてマンダリンの屋敷に乗り込むと次々に警備を倒しマンダリン本人を尋問するがマンダリンという人物は実在せず本人とされていたのは金で雇われた俳優であり裏で糸を引いていたのはキリアンだと知る。
キリアンはマンダリンという架空のテロリストを作り上げてテロを起こさせそれに乗じて各国の政府や軍に武器を売るという自作自演の行いで世界を裏で操ろうとしていた。
その直後にトニーはサヴィンに殴られローズ共どもキリアンに囚われるとマヤもキリアンの手の者だった事を知るがエクストリミスを平和利用の目的で広める為に止む無くキリアンに接触した事を知る。
13年前の絶望をお返しするとエクストリミスを投与されて拷問されているペッパーの映像を見せつける。
マヤはキリアンにトニーの拘束を解くよう脅すが通用せずにそのまま銃で射殺される。
トニーの時計が鳴りジャーヴァスとハーレーが修理したマーク42を飛来させ装着すると見張り2人を倒し応援に来た警備も全て倒すとトニーはローズと共に反撃に転ずる。
アイアン・パトリオットが奪われてしまった事を副大統領に伝えるが同じくキリアン達とグルだった副大統領は何もなかった事にする。
大統領機に着いたサヴィンが着たアイアン・パトリオットは一緒に搭乗し飛び立ち時を見計らって大統領を狙い始める。
サヴィンは大統領にアイアン・パトリオットを着させキリアンの元に飛ばさせると自身もパラシュートで降りようとするが充電が終わったトニーが大統領機に到着しサヴィンと交戦する。
サヴィンは残っていた乗組員を爆破で外に落とすがマーク42のユニ・ビームで胸に穴を開けられ倒される。
トニーはすぐに乗組員達を助け出しペッパーの元に行こうとするが遠隔操作で操っていたマーク42はトラックにぶつかりバラバラになる。
トニーはジャーヴァスにパーティーを始めるよう指示を出す。
その頃大統領に着させたアイアン・パトリオットがキリアンのいる巨大タンカーロクソン・ノルト号にたどり着く。
その後トニーとローズはタンカーに潜入し銃撃戦となるがエクストリミスの兵士が4人現れトニーはこれまで開発したパワードスーツを全機集結させ総攻撃をしかける。
ローディが隙を見て生身で現場に捕らわれていた大統領を救出するとスーツを返してもらい大統領を安全な場所に避難させる。
続いてポッツの元に駆けつけるがトニーの奮闘むなしくポッツは火災の炎の中に転落してしまう。
怒りに燃えるトニーはキリアンとの一騎討ちしいろいろなパワードスーツで戦うが追い詰められてしまう。トニーは遅れて着たマーク42を遠隔操作でキリアンに着させてジャーヴァスに自爆させ重傷を負わせる。
それでも尚立ち上がるキリアンだったが同じくエクストリミスの作用で適合し超人となって生き延びていたペッパーの猛攻で死亡した。
こうして一連の騒動は決着しペッパーとトニーはお互いの愛を確かめ合うとパワードスーツの依存症を克服する為総攻撃で破壊されなかったパワードスーツを全てクリスマスの花火代わりに自爆させた。
その後ペッパーはトニーの開発した解毒剤で常人に戻りトニーもアーク・リアクターを胸から外して心臓手術を受けミサイルの破片を胸から除去されて普通の人間に戻った。
その頃ハッピーの意識も戻りハーレーが自宅に戻ると新品の家電とポテト銃マーク2と破壊された妹の時計
を送った。
トニーは破壊された自宅に向かい心の中でパワードスーツは繭であってそれを破り新しく生まれ変わり自宅やパワードスーツを壊されても1つだけ壊せない物がある。
それは自分自身がアイアンマンだという事を心に刻んだ。
エンドロール後
トニーがブルースに自分の過去の話を聞かさせていた。

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感想
お馴染みスタン・リーは美少女コンテストの審査員役で出ています。
今作の見所はたくさんのパワードスーツが登場する所と今までの敵とは違う特殊な敵でしょうか。
まず前作のアベンジャーズの時がマーク7だったのに1年でマーク42まで作ってた事が驚きでしたね。
1年で35体のパワードスーツを作ったとなると約10日で1体作ってた計算になるがさすが天才トニーだから成せる技ですかね。
それぞれに個性のあるパワードスーツのアクションや戦闘は本当にたのしかったですね。
序盤と中盤はスーツなしの生身での戦いが多かったのでスーツに頼らなくても強い所を今作で見せれたんではないでしょうか。
敵として出てきたエクストリミスの兵士達も恐ろしく強く相手としても張り合いがあって良かったです。
他のエクストリミスの兵士よりキリアンが強すぎると思いましたが今後は見る事がない最後のペッパーの戦闘が強くビックリしました。
戦闘アクションやパワードスーツの大軍とトニーの生身のアクションおもしろいです。

アイアンマン2

アメリカプレミア2010年4月26日上映
アメリカ2010年5月7日上映
日本2010年6月11日上映
マーベル・スタジオズ製作
監督ジョン・ファヴロー
アイアンマン(トニー・スターク)役ロバート・ダウニー・Jr
ペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロー
ウォーマシン(ジェームズ・ローディ・ローズ)役ドン・チードル
ブラック・ウィドウ(ナタリー・ラッシュマン)(ナターシャ・ロマノフ)役スカーレット・ヨハンソン
ウィップラッシュ(イワン・ヴァンコ)役ミッキー・ローク
ジャスティン・ハマー役サム・ロックウェル
ニック・フューリー役サミュエル・L・ジャクソン
J.A.R.V.I.S.の声役ポール・ベタニー
ハロルド・ハッピー・ホーガン役ジョン・ファヴロー
ハワード・スターク役ジョン・スラッテリー
フィル・コールソン役クラーク・グレッグ
クリスティン・エヴァーハート役レスリー・ビブ
スターン議員役ギャリー・シャンドリング
ミード将軍役エリック・L・ヘイニー
ラリー・キング役スタン・リー

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この作品はマーベルスタジオがマーベル・シネマティック・ユニバース第3作品目として製作した映画です。
トニー・スタークが自らアイアンマンであると公表してから半年が経とうとしていた。
新たなパワードスーツのマーク4を身に纏い世界各地で起こる争い等を鎮圧させ世界平和のために貢献していた。
同じ頃、アメリカ上院の軍事委員会ではアイアンマンが着用するアーマーというボディスーツは武器ではないかとみなす動きがありました。
力を持つが故に一歩間違うと世界の脅威になると考えたアメリカ政府はトニーに召喚状を送りつけアメリカ政府へアーマーを引き渡せと要求します。
政府側ではジャスティン・ハマーという政府の兵器請負会社を専門家として呼びパワードスーツを武器と認めさせ政府の監視下に置き開発したいと思っていた。
トニーの親友のローディも召喚され証言台に立たされ軍から用意された文章を読まされる事になります。
ローディが個人的意見を述べようとしても聞き入れてくれませんでした。
これに対しトニーの証言はパワードスーツはあくまで防具であってハイテクのギプスだと主張します。
実は専門家として来ているハマーをはじめアメリカ政府・他国の北朝鮮やイランでもトニーと同じような装着型のスーツを開発しようとしていました。
その映像をトニーが軍事委員会で流し軍長官がパワードスーツを取り上げようと必死になっているのがバレバレになり委員会は進展せずに閉会しました。
堂々とした対応で委員会を乗り切りましたがトニーには1つ問題があり悩んでいました。
パワードスーツの動力源にして生命維持装置でもあるアーク・リアクターの動力源パラジウムが放出する毒素によって体が蝕まれていたのです。
しかも改良したマーク4を装着するともっとパラジウムでの浸食が加速していました。
現時点でパラジウムの変わりになる元素は無く途方にくれ悩みでスターク・インダストリーズの事業にも頭が回らないトニーは唐突にスターク・インダストリーズ社長の座をお互いに気になりつつある秘書のペッパー・ポッツに譲ります。
いきなの事に戸惑いつつも喜ぶペッパーは引き受け自分の秘書として保安部にいたナタリー・ラッシュマンをヘッドハンティングしました。
同時にニューヨークのフラッシングで父ハワード・スタークが昔開催していたイベントのスターク・エキスポを盛大に開こうとしていました。
このイベントは1年間の期間で世界各国の優秀な科学技術を1ヶ所に集結させ披露するというものでした。
その頃ハワードと共にアーク・リアクターの研究に携わっていた優秀な化学者だったがスパイ容疑で逮捕され強制送還された後シベリアに送られ貧しい生活を余儀なくされたアントン・ヴァンコが息子のイワン・ヴァンコに見守られながら静かに息を引き取った。
アントンの息子イワン・ヴァンコは表舞台で活躍するスターク一族に逆恨みし父が残していた設計図から独学で小型アーク・リアクターを作り上げそれを動力源として動く高電圧を通した鞭状の武器エレクトリカル・デス・ウィップを開発した。
そんな事になっているとは知らずトニーは男性秘書ハロルド・ハッピー・ホーガンに内緒でモナコにてF1のレースにエントリーしていた。
レース中に1人の男がコースに入ってくるやトニーのF1を真っ二つにする。
イワンが試作段階のパワードスーツのウィップラッシュを身に纏い急襲してきたのだった。
すぐにハッピーとペッパー達が車で駆けつけ携帯型パワードスーツのマーク5を渡しに行き装着したトニーは応戦するが高電圧を通した鞭状の武器エレクトリカル・デス・ウィップの強力さに苦戦してしまう。
マーク5がボロボロになるが何とかイワンの胸のアーク・リアクターを奪い停止させイワンは警察に連行された。
イワンは復讐を果たせなかったがアイアンマンと同等のテクノロジーが他に存在する事を世間に知らしめトニー・スターク1人で世界を守れるのか?政府にアーマーを渡せば良かったのではないか?と世論を巻き起こす事になった。
レースの現場を見ていたハマーはイワンをスカウトしようと考えます。
収監中のイワンに爆弾を差し入れし身代わりも用意させイワンを脱獄させると自分の会社に招き入れ自社兵器商品を見せてパワードスーツを開発しろと命令する。
ハマーは何とか功績を上げて軍との契約を延ばしたかったのである。
その頃今回の騒動で世間からの批判や自身のアーク・リアクターの問題等で自暴自棄になったトニーはマリブにある自宅で自らの誕生会を開催した。
パワードスーツを着て現れ泥酔して大騒ぎする等の度が過ぎた醜態をさらしてしまう。
そんなトニーにキレた親友のローディはトニーを止める為に自宅にあったマーク2を無断で装着して殴り合いのケンカをし最後はお互いにリパルサー・レイを打ち合い大爆発。
トニーには任せておけないとローディはマーク2を没収して空軍に持ち帰るのだった。
後日そんな自暴自棄になったトニーにシールドの長官ニック・フューリィーが現れます。
横にはペッパーの秘書であるはずのナタリーもいました。
ナタリーはシールドの凄腕スパイのブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)でした。
ニックはトニーの抱える問題を知っており自分の力でアーク・リアクターの問題を解決するよう言います。
ニックとナターシャは応急処置として症状緩和剤(二酸化リチウム)をトニーの首に打ちハワードの遺品を渡して立ち去ります。
遺品の中にはハワードからトニーへのビデオメッセージがありました。
再生するとハワードのエキスポは未来への鍵でただの展示会ではないという言葉に会社のエキスポ模型を見たトニーは未来の鍵はここにあると書かれているのを見て自社から持ち帰ります。
研究室でエキスポの模型を3D化して解析すると新たな元素が浮かび上がりました。
ハワードは新元素を発見したが当時の技術では再現出来なかった物を息子のトニーに託したのです。
トニーは死んでもなお教えてくれるのかと父ハワードの偉大さを感じつつ新しい元素を現代の技術で再現し新元素を作りだしました。
それを入れた逆三角形のアーク・リアクターを作り胸に装着します。
パラジウムの毒の問題がなくなっただけでなく新元素は普通のアーク・リアクターよりパワーも格段に上がりました。
問題が解決して安堵するトニーの元に初めにトニーと会ったシールドのフィル・コールソンがニューメキシコ州に転属となった事を伝えに挨拶しに来たのでした。
一方イワンは兵器を作るふりをしながら密かに自作のパワードスーツのウィップラッシュとエレクトリカル・デス・ウィップの改良も進めていました。
イワンによってトニーのパワードスーツを作らせようとした最初の計画からずれたものの量産型遠隔操作式二足歩行無人機ドローンを完成させ同時にローディが持ち帰ってきたマーク2に銃火器と装甲を付加してウォーマシンを製作する事に成功する。
スターク・エキスポ当日となり会場でドローンとローディが身に纏ったウォーマシンの発表会を行った。
トニーはイワンから挑発的な電話を受け企みを阻止する為に新たなパワードスーツのマーク6を身に纏いエキスポの会場に駆けつける。
到着し会場から避難するよう呼び掛けるトニーだがイワンがあらかじめ仕掛けて置いたハッキングでドローンとウォーマシンを操りトニーに攻撃を仕掛ける。
会場にいたハマーをナターシャとペッパーは問い詰めるとイワンと協力していた事を打ち明けハマーは警察に連行される。
イワンの居場所を突き止めたナターシャはハッピーと共にハマーの会社に乗り込む。
警備員を倒しナターシャはハッキングを解除する事に成功するがイワンは自分用に作り上げていたパワードスーツのウィップラッシュマーク2を身に纏いエキスポへ向かった後だった。
トニーとハッキングを解除されたローディは2人でドローン部隊を全滅させる。
そんな2人の元にイワンが現れ戦闘する。
前回よりも攻撃力と防御力を上げたスーツに苦戦するトニーとローディはエレクトリカル・デス・ウィップによって身動きが取れない状態になり絶体絶命に陥りますがケンカした夜の事を思い出しお互いにリパルサー・レイを打って中央にいたイワンを大爆発で倒しました。
倒したがイワンはニヤリと笑い自爆のカウントがイワンのパワードスーツとドローンで起こり近くにいたペッパーを間一髪救い出します。
ペッパーは不満をトニーにぶつけ社長も1週間で辞めると言いトニーはそれを受け止めいい感じになっていると横でローディが2人を茶化しパワードスーツはまだ借りておくと言って去ります。
その後ニックと会ったトニーはナターシャがアベンジャーズに適格か審査をしていた事を知らされます。
評価は最悪だったが相談役として任務に就かないかとニックが言うとトニーは応じるのでした。
イワンを倒した件で後日トニーとローディは軍事委員会でトニーに面子を潰された軍長官から勲章をもらいました。
エンドロール後
ニューメキシコ州に転属したフィル・コールソン達が魅惑の地で謎のハンマーを見つけました。

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感想
お馴染みのスタン・リーはラリー・キング役で出ています。
今作の見所はトニーの自分自身との戦いと相棒のウォーマシンが登場する所ですかね。
個人的に好きなパワードスーツの上位に入るマーク6いいですね。
唯一アーク・リアクターの形が逆三角形の形になっているスーツです。
敵として出てくるウィップラッシュのパワードスーツもかっこよくて好きですね。
最後のウォーマシンと一緒に協闘してウィップラッシュと対決するのがおもしろいです。

アイアンマン

アメリカ2008年5月2日上映
日本2008年9月27日上映
マーベル・スタジオズ製作
監督ジョン・ファヴロー
アイアンマン(トニー・スターク)役ロバート・ダウニー・Jr
ジェームズ・ローディ・ローズ役テレンス・ハワード
アイアンモンガー(オバディア・ステイン)役ジェフ・ブリッジス
ペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロー
クリスティン・エヴァーハート役レスリー・ビブ
インセン役ショーン・トーブ
ラザ役ファラン・タヒール
フィル・コールソン役クラーク・グレッグ
J.A.R.V.I.S.の声役ポール・ベタニー
ハロルド・ハッピー・ホーガン役ジョン・ファヴロー
アレン少佐役ティム・ギニー
ニック・フューリー役サミュエル・L・ジャクソン
パーティーの男役スタン・リー

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この作品はマーベルスタジオがマーベル・シネマティック・ユニバース第1作品目として製作した映画です。
巨大軍事企業スターク・インダストリーズ創設者であり天才発明家ハワード・スタークを父に持つトニー・スタークはハワードの影響から4歳で回路基盤、6歳でエンジンを製作し17歳にはマサチューセッツ工科大学を卒業と天才ぶりを遺憾なく発揮する。
父のハワードが亡くなり一時はハワードの親友オバディア・ステインが会社を任されるが21歳でトニーが新たな社長として就くと新兵器の数々を生み出し軍にはなくてはならない存在になります。
しかし私生活では財力と天才というプライドもあり態度がでかく女関係でもだらしがない等欠点もありました。
ある日トニーは自身が開発したクラスターミサイル名称ジェリコのプレゼンテーションの為にアフガニスタンにいる親友のローディ(ジェームズ・ローズ)率いるアメリカ空軍を訪問していた。
その時テロリストのテン・リングスがトニーの護衛車両を襲撃しトニーは車を降り逃げ出すものの目の前にミサイルが落ち自社のロゴを見つつ爆発しトニーは爆風で飛ばされ胸から血が流れ気絶する。
トニーはテロリストの本拠地である洞窟に拉致されていた。
目が覚めると胸には車用バッテリーに繋がった電磁石が取り付けられていた。
爆発の時飛び散ったミサイルの破片がトニーの心臓周辺にまで突き刺さり電磁石で破片を引き留めておかなければ1週間で命を落としてしまうとトニーを手術した捕虜の医師インセンに言われる。
テロリストの本拠地には横流しされたスターク・インダストリーズ社製の武器が所狭しと置いてあった。
トニーは解放の条件としてここにある兵器でジェリコ製造をと強要される。
仕方なくジェリコ製造に取り掛かったトニーだがインセンと一緒に自社にもあるエネルギーを生み出す熱プラズマ反応炉アーク・リアクターの小型サイズをテロリストの目を盗みながら開発する。
胸に接続して生命維持とそのパワーによって動かせるようになるパワードスーツを製造し脱出を計画する。
ジェリコを製造していると思わせながら着実にパワードスーツを製造していたが監視カメラを見ていたテロリストに危うくバレそうになる。
次はないと思えと言われ脅されるが完成間近となった2人は製造し続けマーク1を完成させる。
異変に気付いたテロリストはトニー達の部屋に向かおうとする。
トニーに装着させアーク・リアクターとマーク1を連動させるキーを押すとインセンは銃を手に取り自らの命と引き換えに時間を稼ぎに突撃します。
その間に起動に成功したトニーは部屋に来るテロリストを圧倒的なパワーで倒すとインセンを見つけるが既に瀕死の状態で故郷グルミラに戻っても家族はいないし死ぬ覚悟は出来ていたと言い息耐えてしまう。
命の恩人インセンを静かに見送ったトニーは洞窟を抜け周りの自社の兵器とテロリストを火炎放射機で一掃しジェットパックで飛び脱出する。
飛んだがジェットパックの燃料が切れて砂漠に落下大破したマーク1を置いて捜索に来ていた米軍によって保護され帰還する。
無事帰還し副社長のオバディア・ステインと秘書のペッパーポッツに迎えられる。
謎の戦略国土調停補強配備局からフィル・コールソンが現れトニーに会いたいと言われるがペッパーは改めて機会を作るといいながら話しは流れてしまいました。
記者会見が開かれトニーは自社製品がテロリストの手に渡り多くの人の命を奪っている事に気付かされたのもあって軍需産業からの撤退を宣言した。
兵器開発社が兵器を製造しないという発言に株価は下落し評判も下がってしまう。
副社長オバディアは社の利益が著しく落ちてしまうと説得するがトニーの意思は強く聞かなかった。
トニーを社長として就かせて置くのは得策ではないと役員とオバディアは思い社長解任を要求する動きが出始める。
オバディアはトニーに一時公的な場所に出るなと言われ自宅の地下で洞窟内での発明から犯罪者やテロリストと戦う為に新たなパワードスーツの開発を計画する。
洞窟内で製造した試作品アーク・リアクターを新たに作り唯一信頼するペッパーに交換してもらい会社の事は任せトニーは作業に没頭する。
設計図を見直し高性能なパワードスーツを自ら開発した人工知能のジャーヴァスと共に製造し試作品のマーク2を完成させる。
飛行テストを行ったが調子に乗ったトニーは高度を上げ過ぎてパワードスーツが凍結してしまい落下してしまい危うく事故になるとこだった。
飛行テストの結果から凍結しない素材に変えて色を赤と金の配色にしマーク3を完成させた。
パワードスーツを着たトニーは正体を明かさずに1人で犯罪者やテロリストとの戦いを始めた。
テロリストのテン・リングスがインセンの故郷を襲っているのと自社の武器がまた悪用されるのを止める為マーク3で飛び到着するとテロリストを一掃し救いました。
帰り道飛行しているとアメリカ空軍に未確認飛行物体として2機のF22ファントム戦闘機によって攻撃を受けます。
誤解を解こうとローディに未確認飛行物体は私だと言いますが信用して貰えず乗り切る為に片方の戦闘機に張り付きますが戦闘機ごと撃墜されます。
撃墜されたパイロットのパラシュートが開かなくなりトニーが助けその場を離れます。
その映像を見たローディは本当だったのかと驚きました。
ペッパーがトニーに試作品のアーク・リアクターをオブジェにし社長にもハートがあると題してプレゼントします。
まだ持っていたのかと言うトニーでしたが受け取り地下の作業台に置きました。
一方副社長のオバディア・ステインは軍需産業から得られる利益を惜しみ業を煮やしたオバディアはスターク・インダストリーの乗っ取りを企む。
テロリストへの横流しを不信に思ったトニーはペッパーにオバディアのオフィスに忍ばせパソコンから情報を得ます。
情報からオバディアがテロリスト達に横流しさせており自分が社長となる為テロリストにトニーを狙わせた事などわかりペッパーは足早に後を去ります。
オバディアはペッパーにバレたのがわかると行動を荒立てます。
トニーのパワードスーツの存在を知っていたオバディアはトニーが捕まっていたテロリスト集団の所に現れ証拠を消す為テロリスト達を皆殺しにした後トニーが製造した大破したマーク1を元に密かに自分用のパワードスーツのアイアンモンガーを研究員達に製造させました。
肝心の動力源のアーク・リアクターがない為研究員達に作らせようとするが出来ないと言われてしまいます。
オバディアはトニーの自宅に行くと聴覚を介して中枢神経を麻痺させる装着を使いトニーからアーク・リアクターを奪い取ります。
何とか這いずりながら地下の作業台に置いてあるペッパーから貰った試作品アーク・リアクターのオブジェにたどり着くが手が届かないでいると作業アームが渡してくれて命を救われますが気絶します。
その頃ペッパーはローディにトニーと連絡がつかない事を話しながら戦略国土調停補強配備局のフィルへ協力をしてもらい捜査官5人と共にオバディア逮捕に巨大なアーク・リアクターがあるセクション16に向かっていた。
心配したローディがトニーの自宅に訪れると倒れているトニーに気付き起こします。
オバディアの元にペッパーが向かった事を伝えると危険だと言いすぐにパワードスーツを着てオバディアの元に向かいます。
装着し飛んで行くトニーを見送り後ろを見るとマーク2が置いてありローディが次の機会だなと言い車に乗り込みます。
ペッパー達はオバディアを捜索開始しマーク1を発見しスーツを製造しているのを確信する。
さらに奥に行くと鎖の奥で目が光ると巨体なパワードスーツを着たオバディアが現れ襲ってきます。
捜査官は次々やられ必死に逃げるペッパーは追い詰められ銃口を突きつけられるがタイミング良くトニーが助けに入りオバディアと戦闘する。
アイアンモンガーのパワーはマーク3を凌駕しておりさらに攻撃特価の武装をしていたので押されてしまう。
トニーのアーク・リアクターも初期の試作品の為パワーが劣っていた。
不利な状況の中マーク2の時上昇して凍結した事を思い出しそれを利用しようとオバディアを上空に誘う。
案の定アイアンモンガーは凍結し落下するがオバディアを倒す事が出来なかった。
アーク・リアクターの真上に降り立ったトニーとオバディアは再び対決する。
戦闘中何とかアイアンモンガー背後に周りメインカメラと標準機を壊し事に成功する。
その間ペッパーにアーク・リアクターを爆発させオバディアを倒そうと指示を出す。
オバディアがアーク・リアクターの真上に立った瞬間トニーの指示でペッパーがボタンを押すとアーク・リアクターから真上にエネルギーを発生オバディアに直撃し倒す事に成功する。
その後倒れたオバディアがアーク・リアクターに落ちて爆発し消滅する。
後日突如として現れたら謎の鉄のヒーローにマスコミはアイアンマンと名付けられます。
フィルが正体を隠すアリバイとして原稿を渡しますが事件のインタビューをテレビクルー達に受けたトニーは僕がアイアンマンだと自ら正体を公表し社長としてだけではなくスーパーヒーローとしても一躍有名になるのだった。
エンドロール後
S.H.I.E.L.D.のリーダーのニック・フューリーはトニーの家に現れアベンジャーズの話しをしたいと告げる。

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感想
お馴染みのスタン・リーはパーティーの男役で出ています。
今作の見所はアイアンマンの製造過程ですかね。
トニーがコツコツとパワードスーツを作っていく様子がメカ好きにはたまらないでしょう。
トニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・jrも役と合っていて好きですね。
今後も戦う社長に期待しましょう!
個人的に1番好きなマーベルキャラなだけあってアイアンマンは5回ほど見ました。
マーベル・シネマティック・ユニバースの始まりで壮大な戦いに発展していくのはワクワクするし次の作品が早く見たいと思ってしまいます。
あとマーベル・シネマティック・ユニバースはエンドロール後も続きを思わせるシーンが流れるので要チェックですよ。
全ての原点であるアイアンマン最高におもしろいです。