アメリカ2002年5月3日上映
日本2002年5月11日上映
コロンビア映画製作
監督サム・ライミ
スパイダーマン(ピーター・パーカー)トビー・マグワイア
グリーン・ゴブリン(ノーマン・オズボーン)役ウィレム・デフォー
MJ(メリー・ジェーン・ワトソン)役キルスティン・ダンスト
ハリー・オズボーン役ジェームズ・フランコ
ベン・パーカー役クリフ・ロバートソン
メイ・パーカー役ローズマリー・ハリス
J・ジョナ・ジェイムソン役J・K・シモンズ
ジョセフ・ロビー・ロバートソン役ビル・ナン
ベティ・ブラント役エリザベス・バンクス
ホフマン役テッド・ライミ
フラッシュ・トンプソン役ジョー・マンガニエロ
ストローム博士役ロン・パーキンス
スローカム将軍役スタンリー・アンダーソン
ヘンリー・バルカン役ジャック・ベッツ
マクシミリアン・ファーガス役ゲリー・ベッカー
フィリップ・ワトソン役ティム・デ・ザーン
マデリーン・ワトソン役テイラー・ギルバート
ボーン・ソー・マッグロー役ランディー・ポッフォ(ランディ・サベージ)
リングアナ役ブルース・キャンベル
受付嬢役オクタビア・スペンサー
プロモーター役ラリー・ジョシュア
運転手役ピーター・アッペル
教師役シャン・オマー・ヒューイ
エンリケ役ルー·トーレス
デニス・キャラディン役マイケル・パパジョン
逃げる男役スタン・リー
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この作品はニューヨークが舞台となります。
ピーター・パーカーはミッドタウン高校に通う科学好きで視力も悪く運動オンチで学校でもイジメを受ける冴えない青年だった。
両親も幼い頃に亡くなり叔父叔母に育てられ共に生活していた。
奥手なピーターは隣に住む幼なじみのメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)を気になりつつもなかなか思いを告げられずに平凡な毎日を送っていた。
ある日ピーターは社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れる。
そこで研究により遺伝子改良されたスーパースパイダーが1匹逃げだしておりたまたま居合わせたピーターは噛まれてしまう。
見学が終わり帰宅するが激しい悪寒と体調不良に襲われ倒れこんでしまう。
翌朝目が覚めると体つきがたくましく変わり驚異的な視力、腕力、脚力、体力、反射神経が備わっていた。遺伝子改良されたクモに噛まれた事によりピーター自身の遺伝子が組み替えられクモの特性を持つ超人に生まれ変わっていた。
手首からはクモの糸を飛ばせるようになり手のひらや指先から生えた細い毛により指先だけで壁をよじ登れるようにもなっていた。
思いもしない力を得たピーターはお金欲しさに力を使って闘技場に参加し見事勝利するが耐えれば賞金という条件だった為難癖をつけられ少額しか貰えなかった。
そこを後にしようと歩いていると後ろで強盗が金を奪いピーターの元に走ってくるがふてくされていたピーターは止めもせず見逃した。
しばらくしてピーターは道を歩いていると人だかりが出来ており何かと見るとそこには愛するベン伯父さんがさっきの強盗を止めようとして銃で打たれて殺されていたのであった。
自分のせいでベン叔父さんは殺されてしまったと力を持った事で傲慢になっていた自分への後悔と最後の別れの時何故かベン叔父さんが言っていた大いなる力には大いなる責任が伴うと言っていた一言を脳裏に焼き付け力の代償を深く受け止めたピーターは正義の為に力を使うと固く決意する。
ベン叔父さんを亡くし嘆くメイ叔母さんとピーター達だつたがお互いに慰め合いピーターは無事高校を卒業する。
卒業したピーターはデザインを新しくしたスパイダースーツを身に纏いスパイダーマンとして日々ニューヨークの悪党との闘いや人命救助をしていた。
時同じくして軍事企業オズコープ社の実験室でまたひとりの超人が誕生しようとしていた。
オズコープ社の社長でありピーターの親友ハリーの父親であるノーマン・オズボーンがライバルの軍事企業との競争や重役達から研究中の成果を急かされたりと追い詰められたノーマンは実験用のパワー増強剤を自らを実験体として服用するのだった。
ライバル企業と重役達の事で相当のストレスを溜めていたノーマンは薬の副作用で別人格が現れグリーン・ゴブリンとなる。
あらかじめ開発してあったスーツと浮遊するグライダーや特殊な爆弾を携えてライバル企業に襲撃したり重役達を爆弾で葬りさる等暴走しはじめる。
そこに駆けつけたピーターはグリーンゴブリンと対決!
居合わせたMJを守りつつ何とかグリーンゴブリンを退け助けてもらったMJはスパイダーマンに好意を抱くようになる。
ピーターは新聞社でカメラマンとして雇ってもらい自作自演で撮ったスパイダーマンの写真を売ってお金を稼いでいた。
ある日ピーターの親友のハリーに自宅でご飯をメイ叔母さんと招待される。
ハリーもMJの事が気になっており親友ピーターが何も行動しないのもあってハリーはMJと付き合っていたのである。
MJも招待されており複雑な心境の中いると火事があることに気付く。
すぐさま駆けつけたピーターは火事が起こっているマンションに入り込むと1人取り残された人を発見し助けようと歩みよるが変装したグリーンゴブリンであり刃の付いたブーメラン状の物を飛ばして襲ってくる。
何とか回避しようと避けるが1個だけ腕に当たり切り傷が付いてしまう。
何とかそこから離れハリーらが居る2階にたどり着くと同時に元に戻ったノーマンがハリーらの元に現れる。
2階で物音がし不審に思ったノーマンが見に行く。
ピーターはとっさに天井に張り付くが腕の傷口から血が落ちてしまう。
それに気が付いたノーマンは上を向くがピーターはもう窓から出ていた。
遅れて服を着替えハリーらの元に戻りご飯を食べているとメイ叔母さんがピーターの腕の傷に気付く。
ノーマンがピーターの腕の傷を見て確信するかのようにそこを離れる。
スパイダーマンの正体がピーターなのを知って葛藤するノーマンだったがグリーンゴブリンの人格が勝りピーターを倒そうと弱点であるメイ叔母さんを襲う。
病院に搬送されたメイ叔母さんを看病していたが次にグリーンゴブリンがMJを狙うのではと思ったピーターは電話するがすでにグリーンゴブリンに捕らわれていた。
グリーンゴブリンの所にたどり着いたピーターだったが2沢を迫られる。
どっちを助けるかなと子供達が乗るバスとMJを両方に持ち橋の上から同時に落とすのであった。
ピーターはどっちにも糸を張り助けようとするが身動きが出来ずこらえていたがそこにグライダーで無防備のピーターに攻撃を仕掛けてくる。
なすすべなく攻撃を受けているとたまたま下にいた人が船でバスを受け止める。ようやく身動きが出来たピーターはグリーンゴブリンを廃墟に追い込む。
激しい戦いの中追い詰められたグリーンゴブリンはヘルメットを取りノーマンとしてピーターに話掛け注意を引かせている間に刃を出したグライダーをピーターの背後に忍ばせる。
いけると思ったノーマンはグライダーを突進させますがピーターはとっさに真上に回避しそのままノーマンに突き刺さる。
死ぬ間際ノーマンはハリーには言うなよと言い死んでしまいます。
しばらくしてノーマンの葬儀が行われハリーを慰めるピーターでしたがハリーはスパイダーマンを敵視しピーター自身複雑な気持ちのまま葬儀が終わります。
MJはピーターへの思いを伝えるがMJにも危険が及ぶと気持ちとは裏腹に突き放します。
大いなる力には大いなる責任が伴うという言葉を胸にピーターはスパイダーマンとして戦うのであった。
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感想
お馴染みのスタン・リーは逃げる男役で出ています。
個人的にこの作品のスパイダーマンが一番役と合っていて好きです。
見所はやはりクモの特性を上手く使った戦い方がおもしろいです。