アイアンマン3

アメリカ2013年5月3日上映
日本2013年4月26日上映
マーベル・スタジオズ製作
監督シェーン・ブラック
アイアンマン(トニー・スターク)役ロバート・ダウニー・Jr
ペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロー
アイアン・パトリオット(ジェームズ・ローディ・ローズ)役ドン・チードル
アルドリッチ・キリアン役ガイ・ピアース
マヤ・ハンセン役レベッカ・ホール
エレン・ブラント役ステファニー・ショスタク
エリック・サヴィン役ジェームズ・バッジ・デール
ハロルド・ハッピー・ホーガン役ジョン・ファヴロー
マンダリン(トレヴァー・スラッテリー)役ベン・キングズレー
ハーレー役タイ・シンプキンス
エリス大統領役ウィリアム・サドラー
ロドリゲス副大統領役ミゲル・フェラー
J.A.R.V.I.S.の声役ポール・ベタニー
ホー・インセン役ショーン・トーブ
ブルース・バナー役マーク・ラファロ
美女コンテスト審査員役スタン・リー

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この作品はマーベルスタジオがマーベル・シネマティック・ユニバース第7作品目として製作した映画です。
トニー・スタークは1999年の大晦日にスイスのベルンへ秘書件用心棒のハロルド・ハッピーホーガンと共にパーティーに訪れていた。
パーティーで知り合った植物学者のマヤ・ハンセンに興味を持ち彼女の部屋に向かう途中後にスタークの命を救うホー・インセンが握手を求めてくる。
エレベーターに乗ろうとするとアドバンスド・アイデア・メカニックス(A.I.M.)の創設者である若き科学者アルドリッチ・キリアンの熱烈な交渉を受け名刺をトニーとマヤに渡す。
トニーは行きもしないのにキリアンに5分後屋上で商談する約束をして軽くあしらうとマヤの部屋で生物の遺伝子の未使用領域を活用して能力を向上させるという研究エクストリミスについて話し合いながら新年を迎えマヤと一夜を過ごした。
キリアンは約束通り屋上で来もしないトニーを待ち続けながら1人新年を迎え耐え難い屈辱を受けるのだった。
2013年の現在ニューヨークにおけるアベンジャーズでの戦いから1年後トニーは体に遠隔操作可能なチップを埋め込み遠隔操作と自動装着を可能にする新型パワードスーツ・マーク42のテストを行っていた。
その頃アメリカ国内では爆破テロを行っては電波ジャックによる犯行声明を出すマンダリン率いるテロリスト組織テン・リングスの活動が頻繁行われていた。
大統領は対抗策としてトニーの親友であるジェームズ・ローズ大佐のウォーマシンを改良した新型スーツアイアン・パトリオットを発表する。
トニーとローディはマンダリンについて話し公表は3件とされたが実際は9件の爆破テロがあった事を聞きさらに周囲に全く爆弾の痕跡を残っておらず実行犯を特定できずにいた。
アベンジャーズの時の話になり思い出すとトニーはパニックを起こし慌ててスーツに着替えるのだった。
トニーはアベンジャーズで死にかけた事や新たな驚異からパニック障害を伴いパワードスーツを持ち歩いてないと安心出来ない依存症の様な状態になっていた。
そんなある日ペッパーの元に別人のように変わったキリアンが現れる。
警備主任となったハッピーはトニーに報告しつつキリアンと同行者を監視する。
かつては小さな研究所だったA.I.Mは今や政府に認可されるほどの大きな研究所となっていた。
キリアンは自分の脳を映像化しペッパーに見せると人間の脳の未使用領域を利用して人の能力を向上させるエクストリミスの研究を行っている事を打ち明ける。
その研究開発を共同で行おうと提案するが研究結果が兵器化と軍事利用されるかもしれないと考えたペッパーは危険を感じ断る。
家に戻るペッパーは家の前にメリー・クリスマスと書かれた巨大なぬいぐるみを発見する。
家に入るとマーク42を身に纏ったトニーがソファに座り出迎えるがペッパーが地下に行くと遠隔操作でマーク42を操っていた事がバレると呆れ果てられる。
去ろうとするペッパーにトニーがアベンジャーズ以降宇宙人や異次元等の驚異に自分が無力だった事やそれが原因で不安になり眠れなくなりペッパーが寝た後はパワードスーツを作っていた事を打ち明けた。
その後トニーはペッパーと一緒に寝るがアベンジャーズでの悪夢でうなされ無意識にマーク42を遠隔操作してしまいペッパーに危害を加えそうになる。
ペッパーは怒り好きなだけ機械いじりしてと立ち去る。
ハッピーはキリアンと同行者のエリック・サヴィンを不審に思い彼らを尾行して同行者が謎のスーツケースを浮浪者に渡す現場を押さえる。
ハッピーは浮浪者にわざとぶつかるとスーツケースに入っていた薬品を1つ手に入れ立ち去ろうとするとさっきの同行者がハッピーに立ちはだかりハッピーが殴るがすぐに傷が治りハッピーは投げ飛ばされる。
同行者のサヴィンに薬品を摂取した浮浪者は助けを求めるが直後高熱を発しながら爆発を起こす。
周囲の民間人数名が爆発によって壁に人の跡が残るほどの爆発で吹き飛ぶとハッピーも重傷を負いながらも一部始終を目に焼け付けるのだった。
キリアンの同行者のサヴィンは爆発に巻き込まれるもすぐに再生しその場を立ち去った。
ハッピーは病院に運ばれ昏睡状態となってしまった。
ハッピーのいた所の爆発のあとすぐにまたマンダリンの電波ジャック放送された。
事件を知ったトニーはハッピーのお見舞いに行き病院を出た後マスコミを通じていつでも受けて立つと自宅の住所を公表してマンダリンに宣戦布告した。
自宅でマンダリンの情報収集を行い爆発の温度は摂氏3000度でテネシー州のある町同じく摂氏3000度の酷似した爆発事件が起きていた事を知る。
その直後マヤが住所を公表したトニーの元にエクストリミスの件で相談があると言って訪れる。
しかし、マスコミのヘリから撮影されたトニーの家にミサイルが撃ち込まれるのをマヤが気付き指摘すると同時に着弾しトニーとペッパーは吹き飛ぶが遠隔操作でペッパーにスーツを着させ身を守る。
その後も3機のテロリストのヘリからミサイルを撃ち襲撃されてしまう。
飛行不可能状態のマーク42の最新機能を何とか使いこなし自宅を破壊されながらもポッツとマヤの2人を避難させ武装も不完全ながらも2機ヘリを落とすが海に沈んでしまう。
飛行可能状態になり自身も空を飛んで危機を脱するが途中気絶してしまったトニーはジャーヴァスのオート飛行で数千キロ離れたテネシー州まで来てしまい意識を取り戻したと同時に墜落してしまう。
スーツは故障し自ら引きながら歩いていると公衆電話を発見しペッパーに連絡を入れ無事を伝える。
しばらく歩くと小屋を発見し無断で家に入っていると1人の少年と出会う。
トニーは新聞で死んだ事にされるのを知る。
その頃ペッパーはトニーの公衆電話からの連絡をアイアンマンのヘルメットから聞き無事を知る。
マヤは自分のボスがマンダリンの手下だとペッパーに打ち明けキリアンがボスだと聞かされる。
トニーは現地で出会った少年ハーレーの協力を得ながら爆発事件の現場や関係者を調べているとあるファイルを見せられるがエクストリミスの女兵士のエレン・ブラントに襲われる。
サヴィンも現れ逃げながらもブラントを電子レンジとガスの爆発に巻き込み倒す事に成功する。
サヴィンにも狙われたが手に仕込んだリパルサー・レイ発射装置で顔を吹っ飛ばしハーレーにスーツを任せ1人車で調べに向かう。
ファイルの資料とアイアン・パトリオットを手掛けたのがA.I.Mだとわかるとマスコミのバンを使いパソコンで調べると爆発を起こした人間がキリアンのエクストリミスの研究の不適合者だという事を知る。
大統領はローディに現場に向かわせマンダリンを捕まえるよう指示する中1人のエクストリミスの女に倒されてしまう。
マンダリンの居場所がわかったがスーツがまだ起動出来ないと知るとまた発作が起こり倒れ込むがハーレーが整備士なんだから何か作ればと言う一言で立ち直った。
自作の武器を携えてマンダリンの屋敷に乗り込むと次々に警備を倒しマンダリン本人を尋問するがマンダリンという人物は実在せず本人とされていたのは金で雇われた俳優であり裏で糸を引いていたのはキリアンだと知る。
キリアンはマンダリンという架空のテロリストを作り上げてテロを起こさせそれに乗じて各国の政府や軍に武器を売るという自作自演の行いで世界を裏で操ろうとしていた。
その直後にトニーはサヴィンに殴られローズ共どもキリアンに囚われるとマヤもキリアンの手の者だった事を知るがエクストリミスを平和利用の目的で広める為に止む無くキリアンに接触した事を知る。
13年前の絶望をお返しするとエクストリミスを投与されて拷問されているペッパーの映像を見せつける。
マヤはキリアンにトニーの拘束を解くよう脅すが通用せずにそのまま銃で射殺される。
トニーの時計が鳴りジャーヴァスとハーレーが修理したマーク42を飛来させ装着すると見張り2人を倒し応援に来た警備も全て倒すとトニーはローズと共に反撃に転ずる。
アイアン・パトリオットが奪われてしまった事を副大統領に伝えるが同じくキリアン達とグルだった副大統領は何もなかった事にする。
大統領機に着いたサヴィンが着たアイアン・パトリオットは一緒に搭乗し飛び立ち時を見計らって大統領を狙い始める。
サヴィンは大統領にアイアン・パトリオットを着させキリアンの元に飛ばさせると自身もパラシュートで降りようとするが充電が終わったトニーが大統領機に到着しサヴィンと交戦する。
サヴィンは残っていた乗組員を爆破で外に落とすがマーク42のユニ・ビームで胸に穴を開けられ倒される。
トニーはすぐに乗組員達を助け出しペッパーの元に行こうとするが遠隔操作で操っていたマーク42はトラックにぶつかりバラバラになる。
トニーはジャーヴァスにパーティーを始めるよう指示を出す。
その頃大統領に着させたアイアン・パトリオットがキリアンのいる巨大タンカーロクソン・ノルト号にたどり着く。
その後トニーとローズはタンカーに潜入し銃撃戦となるがエクストリミスの兵士が4人現れトニーはこれまで開発したパワードスーツを全機集結させ総攻撃をしかける。
ローディが隙を見て生身で現場に捕らわれていた大統領を救出するとスーツを返してもらい大統領を安全な場所に避難させる。
続いてポッツの元に駆けつけるがトニーの奮闘むなしくポッツは火災の炎の中に転落してしまう。
怒りに燃えるトニーはキリアンとの一騎討ちしいろいろなパワードスーツで戦うが追い詰められてしまう。トニーは遅れて着たマーク42を遠隔操作でキリアンに着させてジャーヴァスに自爆させ重傷を負わせる。
それでも尚立ち上がるキリアンだったが同じくエクストリミスの作用で適合し超人となって生き延びていたペッパーの猛攻で死亡した。
こうして一連の騒動は決着しペッパーとトニーはお互いの愛を確かめ合うとパワードスーツの依存症を克服する為総攻撃で破壊されなかったパワードスーツを全てクリスマスの花火代わりに自爆させた。
その後ペッパーはトニーの開発した解毒剤で常人に戻りトニーもアーク・リアクターを胸から外して心臓手術を受けミサイルの破片を胸から除去されて普通の人間に戻った。
その頃ハッピーの意識も戻りハーレーが自宅に戻ると新品の家電とポテト銃マーク2と破壊された妹の時計
を送った。
トニーは破壊された自宅に向かい心の中でパワードスーツは繭であってそれを破り新しく生まれ変わり自宅やパワードスーツを壊されても1つだけ壊せない物がある。
それは自分自身がアイアンマンだという事を心に刻んだ。
エンドロール後
トニーがブルースに自分の過去の話を聞かさせていた。

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感想
お馴染みスタン・リーは美少女コンテストの審査員役で出ています。
今作の見所はたくさんのパワードスーツが登場する所と今までの敵とは違う特殊な敵でしょうか。
まず前作のアベンジャーズの時がマーク7だったのに1年でマーク42まで作ってた事が驚きでしたね。
1年で35体のパワードスーツを作ったとなると約10日で1体作ってた計算になるがさすが天才トニーだから成せる技ですかね。
それぞれに個性のあるパワードスーツのアクションや戦闘は本当にたのしかったですね。
序盤と中盤はスーツなしの生身での戦いが多かったのでスーツに頼らなくても強い所を今作で見せれたんではないでしょうか。
敵として出てきたエクストリミスの兵士達も恐ろしく強く相手としても張り合いがあって良かったです。
他のエクストリミスの兵士よりキリアンが強すぎると思いましたが今後は見る事がない最後のペッパーの戦闘が強くビックリしました。
戦闘アクションやパワードスーツの大軍とトニーの生身のアクションおもしろいです。