ウルヴァリン「X-MEN・ZERO」

アメリカ2009年5月1日上映
日本2009年9月11日上映
20世紀フォックス製作
監督ギャヴィン・フッド
ウルヴァリン(ローガン)役ヒュー・ジャックマン
セイバートゥース(ビクター・クリード)役リーヴ・シュレイバー
ウィリアム・ストライカー役ダニー・ヒューストン
シルバーフォックス(ケイラ)役リン・コリンズ
ガンビット(レミー・ルボー)役テイラー・キッチュ
ケストレル(ジョン・ライス)役ウィル・アイ・アム
デッドプール・ウェポンXI(ウェイド・ウィルソン)ライアン・レイノルズ
エージェント・ゼロ役ダニエル・ヘニー
ボルト(クリス・ブラッドリー)役ドミニク・モナハン
ブロブ(フレッド・デュークス)役ケヴィン・デュランド
サイクロップス(スコット・サマーズ)役ティム・ポーコック
ケイラの妹(エマ・フロスト)役ターニャ・トッティ
幼少時のローガン(ジェームズ・ハウレット)役トロイ・シヴァン
ジェームズの父(ジョン・ハウレット)役ピーター・オブライエン
ジェームズの母(エリザベス・ハウレット)アリス・パーキンソン
幼少時のビクター役マイケル=ジェームス・オルセン
ビクターの父(トーマス・ローガン)役アーロン・ジェフリー
マンソン将軍役スティーヴン・リーダー
トラヴィス・ハドソン役マックス・カレン
ヘザー・ハドソン役ジュリア・ブレイク
プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)役パトリック・スチュワート

スポンサーリンク


この作品はウルヴァリン(ローガン)の幼少期や若い時や記憶を無くす前の話が舞台となっています。
1845年のカナダで少年ジェームズ・ハウレット(後のローガン)は家に押しかけてきたグランドキーパーをしていたトーマス・ローガンによって父ジョン・ハウレットが殺害されるのを目撃する。
そのショックによってジェームズのミュータント能力が覚醒し骨の爪が拳から生え怒りのままトーマスを刺し殺した。
トーマスは刺され死ぬ間際に自分こそがジェームズの本当の父親であると告げ息を引き取る。
困惑するジェームズを現れたビクター・クリードが連れ家から逃走する。
ジェームズの能力は不老不死の肉体と驚異的な再生能力さらに拳から3本の骨の爪を生やす事ができる。
ビクターの能力は同じく不老不死と再生能力を持ち獣の様な特性があり硬い爪などキバがあった。
その後ジェームズとビクターは戦争に身を置き南北戦争から第一次、第二次世界大戦さらにベトナム戦争と1世紀以上に渡ってたくさんの戦場を経験し戦い方を学んだ。
ベトナム戦争の時に戦争に身を置いた事により狂暴性が増したビクターは村人へ暴行を行おうとし止めようとした上官を殺してしまう。
ジェームズは兄を庇った為2人共に銃殺処刑されるが再生能力の為に失敗した。
そこへ軍人のウィリアム・ストライカーが現れエージェント・ゼロ(銃の達人)、ウェイド・ウィルソン(剣の達人)、ジョン・ライス、フレッド・デュークス、クリス・ブラッドリーらを含むミュータントで編成された特殊部隊チームXへ2人をスカウトする。
2人はチームに加わり任務をこなしますがジェームズはグループの非人道的な行いに疑問を持ちビクターを残し脱退します。
それから6年後ジェームズはローガンと名乗るようになり恋人の小学校教師ケイラ・シルバーフォックスと共にカナダで平和に暮らしていた。
そこへストライカー大佐が現れ狂暴化したビクターがかつてのチームXのメンバーを殺し回っているとローガンに警告しに来る。
その後まもなくビクターによってケイラは殺害されてしまう。
発見したローガンは悲しみと怒りによってビクターと対決しますが戦闘から離れていたローガンは圧倒的な力の差でビクターに敗れ重傷を負います。
ストライカーはビクターを倒す方法をとしてローガンに超硬金属のアダマンチウムによって骨格を強化するウェポンX計画を勧める。
ローガンはケイラを殺したビクターへの怒りから手術を受ける。
手術前にローガンはウルヴァリンと記された新しい認識票を求め開始される。
しかし、極度の苦痛を伴いながらも手術中にストライカーの陰謀を耳にしてしまう。
ストライカーはミュータントを殲滅する為人間兵器を生み出し殲滅の手先を集めていました。
手術が終わりローガンはストライカーの研究所から脱出。
その後エージェント・ゼロを含むストライカーの軍隊からも追われるようになり指名手配された。
エージェント・ゼロを倒しストライカーを止める為ストライカーのアジトに攻め込むと死んだはずのケイラとビクターがいました。
ケイラもミュータントで相手に触れる事で精神を支配する能力を持っていました。
ケイラはストライカーに妹を人質にとられローガンと恋人のふりをしながら監視さらには死んだふりをしていました。
ビクターはストライカーの実験に自分もしてもらうのを条件に働いていました。
ストライカーはローガンで実験をする為に踊らされていたのです。
ローガンは一度ショックを受け崩れ去りますが立て直しケイラの妹と捕らえられていたミュータントの子供達を救出する為奮闘します。
その一方ストライカーはウェイド・ウィルソンに改造手術を行い元チームXの仲間を始めとする多くのミュータントの能力(ローガンの不死身、ライスの短距離テレポート、サイクロップスの破壊光線)を兼ね備える超人兵器ウェポンXI(イレブン)を誕生させローガンの抹殺を命令する。
何とかみんなを研究所から脱出させると目の前に改造されたウェイド(デッド・プール)が立ちはだかります。
改造ミュータント・デッドプールにローガンは苦戦しますがローガンと同じ実験をしてもらうはずだったがしてもらえなくなったビクターが協力しに現れます。
強すぎる能力に押されますがビクターが引き付けている間にローガンが後ろから爪で首を跳ね飛ばし倒しました。
倒すと今度は敵として現れると言い残しビクターはそのまま去ります。
その頃脱出したミュータントの子供達の前にプロフェッサーXがヘリで現れ救出し学園に招き入れました。
戦いが終わりストライカーを発見するとローガンは襲い掛かりますがアダマンチウムの銃弾を頭部に打たれてしまいます。
アダマンチウムの銃弾を頭に打たれたローガンは気絶し遅れてケイラが来ますがストライカーに打たれ致命傷を受けます。
何とかストライカーの足に触れ死ぬまで歩き続ける暗示をかけると息耐えてしまいます。
しばらくして目が覚めたローガンでしたが頭部に銃弾を撃ち込まれ事により記憶喪失なり倒れて死んでいるケイラを見ても何も思い出せずにその場を去るのでした。
しばらくして1人の兵士が歩き続けていたストライカーを見つけるのだった。

スポンサーリンク


感想
この作品の見所はローガンがどのようにしてアダマンチウムの骨格になったのか?と昔のローガンの物語ですかね。
ローガンはアダマンチウムの爪のイメージがあったので初め見た時は普通に骨の爪に驚きました。
最後のローガンとビクターがタッグを組んで戦うのがいいと思いました。
最後は恋人のケイラを認識出来ないで悲しむ事すらなかったローガンに切なさを感じました。
新たな能力者達も登場しておもしろいです。