インクレディブル・ハルク

アメリカ2008年6月13日上映
日本2008年8月1日上映
マーベル・スタジオズ製作
監督ルイ・レテリエ
ハルク(ブルース・バナー)役エドワード・ノートン
ベティ・ロス役リヴ・タイラー
アボミネーション(エミル・ブロンスキー)役ティム・ロス
サミュエル・スターンズ役ティム・ブレイク・ネルソン
レナード役タイ・バーレル
タディウス・サンダーボルト・ロス将軍役ウィリアム・ハート
ジョー・グレラー役ピーター・メンサー
ハルクの声、大学の警備員役ルー・フェリグノ
スタンリー役ポール・ソールズ
合気道のインストラクター役ヒクソン・グレイシー
トニー・スターク役ロバート・ダウニー・Jr
ミルウォーキーの男 スタン・リー

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この作品はマーベルスタジオがマーベル・シネマティック・ユニバース第2作品目として製作した映画です。
第二次世界大戦中に中止されたキャプテン・アメリカ誕生の結果となった実験スーパーソルジャー計画の実験を行っていたブルース・バナーは研究の成功を確信し自らの肉体を実験台としガンマ線を使って実験を行った。
実験は失敗に終わりブルースの体は緑色に変わり怪力の巨大な巨人へと変身してしまう。
その後危険な存在とされ軍から追われる身となったブルースはアメリカを去りブラジルのリオデジャネイロに潜伏し武道家に変身の原因となる感情の制御方法を学びながら生活していた。
静かに身を隠しながらブルーと名乗る研究者とメールで情報交換しつつ体を元に戻す方法を模索していた。
感情の制御は容易ではなく研究も詳細なデータがあまり無い為なかなか進展せずにいた。
ある日ブルースが働くジュース工場で不意に手を切ってしまい血液が下のジュースを運ぶコンベアに落ちてしまう。
すぐさま落ちた所を確認し血液を拭き取るが1本のジュースに血液が入ってしまったのを気付かないまま出荷されてしまう。
工場の女従業員が男の従業員達に絡まれているのをブルースが助けるが目をつけられてしまう。
しばらくして出荷された血液入りのジュースを飲みガンマ線に汚染された人物が現れたことを知ったロス将軍は工場を突き止めエミル・ブロンスキーを含む精鋭部隊を送り込んできた。
精鋭部隊のブロンスキー達に見つかり町を追われるブルースは工場に逃げ込むが目をつけられてしまった従業員達にも追われ捕まってしまう。
感情が高ぶり追い詰められたブルースは巨人へと変身してしまう。
後から来たブロンスキー達は緑の化物に襲われ壊滅させられる。
唯一生き残ったブロンスキーは緑の怪物がスーパーソルジャー計画の成れの果てである事をロス将軍から聞き歳で衰えた肉体を強化しハルクを倒す為にスーパーソルジャー計画の実験に志願する。
ブルースは元に戻る研究が発展しない事と居場所がバレた事もたり研究資料を求めアメリカに戻った。
ロス将軍の娘であり実験の同僚でもあった恋人のベティ・ロスと再会する。
資料を求めて大学に潜入するがロス将軍率いる軍によって包囲される。
ハルクとなり軍を退けているとスーパーソルジャーの血清を体に打ち肉体を強化したブロンスキーが現れる。
ブロンスキーがハルクの攻撃をかわしつつ攻撃しハルクにそんなものか?と挑発するとハルクの足蹴りをがブロンスキーに直撃し吹っ飛ばされてしまう。
その後スタークの兵器などで追い詰められながらも二人はその場を逃れ逃走する。
目撃していた1人の学生が廃船(ハルク)のように巨大だったと語ったことから後に世間からハルクと呼ばれるようになった。
ハルクに蹴り飛ばされたブロンスキーは全身を複雑骨折しており病院に運ばれた。
しばらく逃走したのちブルースはブラジルでメールのやりとりをしていた協力者のブルーことサミュエル・スターンズの元へたどり着き遂に肉体を元に戻すことに成功する。
ロス将軍は軍を配備しようとすると血清の力によって復活したブロンスキーが現れ同行する。
ブルースは元に戻ると逃げようとするが捕らえられてしまう。
一方ハルクの力に魅せられていたブロンスキーは更なる力を求めてサミュエルを脅迫し培養していたブルースの血液を自らに注入し始める。
すでにスーパーソルジャーの血清も打っていたブロンスキーの体は異様な形状になりハルクと似た巨体と力を持つアボミネーションへと変身し暴れ始める。
暴れ暴走するブロンスキーは軍をも襲い出し町もパニックに陥る。
ヘリに乗せられ捕獲されたブルースは自らの意思で再びハルクへと戻ろうと決意しブロンスキーを止める為ヘリからダイブする。
地面に激突するが地面からハルクとなったブルースが現れアボミネーションと死闘を繰り広げる。
わずかにアボミネーションの力が上回っていたがブルースの決意が固く力が増していく。
ヘリの機銃で援護に入るべティとロス将軍だがアボミネーションの攻撃によってビルの屋上に墜落ガソリンに火が引火しそうになったがハルクが手の風圧で炎を消し守る。
アボミネーションは太い鎖を用いてハルクを攻撃しだすがハルクは隙を見てその鎖をアボミネーションの首に巻き締め上げる。
抵抗するアボミネーションだが力の限りハルクが締め上げ続けアボミネーションを倒す事に成功する。
倒したアボミネーションを足元に雄叫びをあげるハルクにべティがもういいのよと声をかけるがハルクはべティと言い残しその場から離れるのだった。
再び逃亡生活を送ることになったブルースだったが人里離れた地で修行し変身をコントロールしつつあった。
一方ロス将軍は今回の一連の事件が原因でスーパーソルジャー計画の凍結を言い渡されバーで酔い潰れていた。
そこにスーツ姿のトニー・スタークが現れ極秘裏であるチームを編成していると話を持ちかける。

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感想
お馴染みのスタン・リーはミルウォーキーの男役で出ています。
今作の見所はハルクの迫力ある戦闘シーンですかね。
個人的にブルース・バナー役のエドワード・ノートンがいい味を出していてブルース役の中では1番好きな俳優ですね。
ブロンスキーがスーパーソルジャーとなってハルクと戦うシーンも見ていてとても楽しかったです。
そして最後のアボミネーションとなったブロンスキーとハルクとの戦闘はとても迫力のあるアクションでおもしろいです。

ハルク

アメリカ2003年6月17日上映
日本2003年8月2日上映
ユニバーサル・ピクチャーズ製作
監督アン・リー
ハルク(ブルース・バナー)役エリック・バナ
ベティ・ロス役ジェニファー・コネリー
ロス将軍役サム・エリオット
グレン・タルボット役ジョシュ・ルーカス
デヴィッド・バナー役ニック・ノルティ
若い頃のデヴィッド役ポール・キャシー
エディス・バナー役カーラ・ブオノ
若い頃のロス将軍役トッド・テーセン
10代のブルース役マイク・アーウィン
ハーパー役ケヴィン・ランキン
クレンズラー婦人役セリア・ウェストン
補佐官役ダニエル・デイ・キム
警備員役ルー・フェリグノ
警備員役スタン・リー

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この作品はマーベル・シネマティック・ユニバースの先駆けとも言える作品で緑の怪力の化物ハルクとアメリカ軍との戦いが舞台です。
ブルース・バナーは科学者として遺伝子工学で細胞を再生させる研究を同僚のべティ・ロスと行っていました。
ある日、ガンマ線を用いて研究をしようとしますが同僚の1人がガンマ線を浴びてしまう状況に陥ります。
それを守ろうとブルースは庇い大量のガンマ線を全身で受けてしまいます。
病院に運ばれるブルースでしたが特に異常はないどころか悪かった膝なども治り驚きながらも安堵します。その事故のあと研究施設の清掃員に父親は自分だと言い出されたり怒りにだけは注意するようにと言われます。
ブルースは精神的なトラウマや怒りなど感情が高ぶりそれと同時に体が緑色に変わり巨大化し怪力ハルクとなってしまい研究施設を怒りのまま破壊し尽くしま
す。
清掃員の正体は30年隔離された後解放されたブルースの父デヴィッドでした。
清掃員てして近付きつつブルースの髪の毛等で研究を密かに続けていたのです。
昔デヴィッドはアメリカ軍の砂漠基地で研究をしている科学者で生物兵器の対抗策として免疫能力を向上させる研究をしていました。
軍はその研究による人体実験を禁じますがデヴィッドは逆らい自らを実験台として実験を行います。
しばらくしてデヴィッドと妻のエディスとの子供ブルースが産まれますが体内には自ら実験台になったデヴィッドから緑色の抗体を受け継いでいました。
ブルースの血液がバレてしまいデヴィッドはロス将軍からクビを言い渡されますがそれに逆上したデヴィッドは基地の自爆装置を押し爆発を促します。
デヴィッドはエディスとブルースの元に向かい仕方なくデヴィッドはブルースを殺そうとナイフを手に取りますかがエディスがそれを止めようとして誤ってエディスを刺し殺してしまいブルースは里親に預けられ自身は隔離されていました。
研究施設が破壊された翌朝心配しにきたベティがブルースの家を訪れ清掃員が父親だという話を聞きます。
その後ブルースの存在に気付いていたロス将軍が軍の監視下に置きます。
ベティはブルースの話を聞き直接デヴィッドに話しを聞きに行きますが危険を悟ったべティはすぐ立ち去ります。
ですがデイヴィッドは彼女の臭いの付いたスカーフを手に入れスカーフの臭いをブルースの細胞を加えた3匹の巨大化と狂暴化した犬達に嗅がせベティを殺しに向かわせます。
デイヴィッドが電話でその事をブルースに知らせると怒ったブルースはハルクに変身し周りにいたグレンや警備を吹っ飛ばしてベティの家に向かいます。
車で襲われているべティを発見し噛まれながらも犬達を撃退し彼女を救ったブルースは元の姿に戻り気を失います。
そんな中力を得ようとデヴィッドは自分にガンマ線を浴びせ触れた物と同化できる能力を得ます。
ベティは良かれと思いブルースを父親に頼み捕まえてもらいますがロス将軍はブルースを深い眠りにつけたままグレンの会社に引き渡すことにします。
ベティがロス将軍に問いただしますが上からの指示でどうすることもできませんでした。
グレンは拘束器具でブルースを固定し無理やり怒らせハルクになったブルースから研究に必要な細胞を摂取しようとしますが怒りによって拘束器具を破壊し基地から脱出します。
脱出したハルクを軍が総動員を掛けて攻撃しますがハルクになったブルースには何も効かず手こずっていたが大勢の兵士が取り囲む中べティが現れるとハルクはブルースに戻って身柄を拘束されます。
同じく軍に捕らえられていたデヴィッドはブルースのパワーを吸収してブルースを元に戻すよう提案する。
軍が見守る中ベティはブルースを救う為にデイヴィッドをブルースに会わせることにします。
デイヴィッドはブルースに受け継がせた能力を返せと脅してきますがブルースは受け入れずにいるとデヴィッドは電気ケーブルに噛みついて電気と融合をし同じくハルクとなったブルースを遠くに吹っ飛ばします。
飛ばされた先で次は岩と融合したデイヴィッドに摑まれ能力を吸収され始めます。
必死に抗うハルクでしたが湖に落とされ次は水と融合したデイヴィッドにハルクは拘束され身動きが取れず能力を吸われ続けます。
身動きが取れないハルクは逆に全ての能力を限りなく吸わせようとします。
あまりの力の多さにパンクしかけたデイヴィッドとハルクに見計らったロス将軍が戦闘機からミサイルを撃ち込ませます。
大爆発が起こり2人は死んだ者とされます。
ロス将軍はべティに今までしたことを謝ると同時に緑色の者を見たという情報が絶えず入ってくる事をベティに話します。
会いたいのを押し殺しベティは今までの事を思い会わない方がいいのではと情報提供を断ります。
その頃ある森の中で村人達に薬を届けようとする1人の男が悪党に薬を押収されようとしていた。
男は怒らせると後悔するぞと言い出し目の色が緑になり怒号が森に響き渡るのであった。

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感想
お馴染みのスタン・リーは警備員役で出ています。
今作の見所はやはりハルクに変身してからの超パワーでしょうか。
戦車を軽く投げ飛ばすなど常識では考えられないパワフルなアクションがおもしろいです。